奥様
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    中国新聞に苦言
    12月1日、外国人特派員協会であの田母神氏が講演をしたという。

    私は直接その内容を聞いたわけではないが、長年購読している地元の新聞がその件をとりあげ、おかしな報道をしているので、そのあたりについて少し考えてみたい。

    私の地元は広島だから、勿論世界でたった二箇所だけ原爆の被害を被った地域である。中国新聞はそれだけに、戦後一貫して反戦平和主義一色だ。ある程度それはそれで仕方ないと今まで我慢してきたが、もういい加減にあきれている。新聞は全国紙と二紙購読しているので、中国新聞の利用価値は近隣の人の死亡広告だけである。めったに中味は読まないのだが、今日は田母神さんのことが書いてあったので読んでみた。

    まず中国新聞、平成20年12月2日、朝刊25面
    見出しは「この人が前空自トップ?」
    副題が 田母神氏「原爆で報復も」 (黒地に白抜き文字)
    特派員協会で言及(少し小さな文字で) 記者驚き、あきれ顔

    内容を読まない人には、見出しは内容を要約しているものとして認識される。

    では、この見出しは何を伝えようとしているのか?

    それはもちろん、田母神氏がとんでもない人間だということ。被爆地広島としては、自衛隊がこんな人をトップにしていたなんて許せない・・・というところだろう。

    内容を読んでみると、「原爆で報復も」と見出しにはあるが、田母神氏が言ったことは、仮定の質問に対する返事であったことがわかる。記事を転載すると

    英メディアの記者から「1945年の時点で日本が原子爆弾を保有し、軍の指揮官だったら使用したか?」と問われた田母神氏は「(米国に)やられれば、やるんじゃないかなと思う」と答え、「核を持つ意思を示しただけで抑止力は高まる」とも主張した。


    もし 1945年の時点で
    もし 日本が原子爆弾を保有していて、
    もし 田母神氏がそのときの軍の指揮官で
    もし 自衛隊ではなく、あの時の軍隊の立場で、
    もし 米国がそれでも原爆を落としたら、
    という幾つもの仮定を全部クリアーしたとしての質問であり、それに対する答えであったということがわかる。

    そのうちの一つの仮定がなくてもあの答えは引き出せない。
    多くの「もし」をクリアーしたあとの答えなのに、まるで現在の、自衛隊のトップであったという立場の田母神氏が今「原爆で報復」と思っているかのような見出しになっている。
    私だって、私が男性で、戦争において重要な判断を下す立場にいて、上記の仮定を全部クリアーしたとしたら、やはり同じ答え、つまり「原爆を落とされたら、同じように落とし返す」と答えるだろう。

    原爆を落とされても何の抗議もしない国など有り得ない。何の反撃もしない国など有り得ない。

    巧妙なひっかけ質問での答えであり、その答えを悪意を持って解釈し、見出しまで使って田母神氏の印象を貶めている。

    見出しはそんな状態だが、今回の記事の中の文章も、客観的な新聞の記事とは思えない感情的な文章なので、具体的に指摘しておきたい。

    @各国の特派員からは「この人が空自トップだったとは」「あまりに一面的な見解」と驚き、あきれる声が上った・・・・・・・・とある。
    この「驚き、あきれる」という形容詞はどうだろう?

    @田母神氏が「・・・多数は支持していると思う」と胸を張った・・・・とある。
    「胸を張った」という形容はどうだろう?

    @「・・・・米国人は相手にしていないだろう」と突き放した・・・・とある。
    「突き放した」というのも、主観的印象である。

    田母神氏憎しのあまり、こういった感情的な記事を書くようでは中国新聞の質は落ちていくばかりだ。新聞は事実を淡々と記録すればよいのに、最近の中国新聞は、自分たちの会社の歴史認識と反するものに対して、感情的な操作をした記事を書くようになっているのだ。



    私はこの原爆に関する質問の件で、こんな風にも考えている。

    もし日本が1945年の時点で原子爆弾を保有していたら、米国は原爆を日本に落とさなかっただろう・・・と。

    【2008/12/02 19:26】 硬めな話題 | TRACKBACK(0) | COMMENT(9)
    この記事に対するコメント

    常識の無い新聞記者が多すぎます。
    貴方の考えに大賛成です。
    マスコミは権力者になり自分たちの思想を植え付けようとしています。
    【2008/12/02 20:05】 URL | ttt #WCSj23LI [ 編集]


     いろいろご足労をおかけしました。ありがとうございます。感謝しております。
    【2008/12/02 20:44】 URL | つき指の読書日記 #- [ 編集]


    > ttt さま
    書き込み、それからご賛同有難うございます。
    インターネットという伏兵が現われ、マスコミの傲慢さは必ず明らかにされますね。

    >つき指の読書日記さん
    いえいえ、私は橋渡しだけですから。

    つき指の読書日記さんのブログは、読み甲斐のあるブログなので、いくつか参考にして本を買いましたよ。
    写真も素敵です。

    【2008/12/02 21:20】 URL | 奥様 #- [ 編集]


    これ、典型的なひっかけ質問ですね。ある思想家が言っていましたけど、こういう質問って、「先にいったが勝ち」で、ある意味とても卑怯だと思いますね。

     アメリカの政治家や軍首脳に、「真珠湾攻撃を事前に知っていたらそれを防ぐために日本に先制攻撃しましたか」と全国民の前で質問することと同じです。そういう類のことを「先にいった方が勝ち」で相手に言うことは、相手の国・相手の立場のプライドを考慮しない失礼なことだ、ということ了解されているからいわないのですね。

     にもかかわらず、こういう「先にいった方が勝ち」質問をひっかけでどんどんしているということは、マスコミの完全なルール違反です。すなわち何が何でも田母神さんをつぶそうと思っているわけです。

     マスコミというのはちょっとしたきっかけで、無論理でものすごい潰しにかかってきますからね。怖いものです。

     西尾先生だって、雅子さん問題を論じる時、その直前に非常な覚悟を決められたに違いない、と私は思います。下手をすればマスコミ全部が敵にまわりかねない。それでもあえて言う、そこに思想の本当の勇気というものがあるのだと思います。

     ちなみに私が田母神さんと同じような質問されたら、相手ジャーナリストのルール違反を指摘した上で、「報復として相手国に投下するのは当然である」と答えます。そしてその後、奥様がいわれることとまったく同じ主張、すなわち「日本の核保有を知っていたら、アメリカは日本に原爆投下をするほど愚かな作戦はとらないに違いない」と答えます。

     戦後の冷戦で米ソ戦争で核戦争が起きなかったのは両者が核を保有していたからですね。そして「報復」というものとセットで核を考えていた。北朝鮮ですら、その感覚をもっているから「使う・使わない」という単純なことは考えていないはずです。そのことを応用すれば、田母神さんや奥様のような答えになるのは歴史の常識です。質問したジャーナリスト氏は、戦後史を何も知らない人物だったのでしょう。特派員協会のレベルも落ちたものです。 
    【2008/12/02 23:40】 URL | N.W(うさねこ) #- [ 編集]


    >うさねこさん
    そうですね〜〜
    いつも本当にきちんとまとめてくださる。。。(感心!)

    特派員協会の記者のレベルも低いし、それを利用して新聞記事を作った記者のレベルも低いですね。

    今日の中国新聞では社説で、「核抑止力」はもう意味がない・・・んだそうです。うげ
    【2008/12/03 08:55】 URL | 奥様 #- [ 編集]


    まだ先の話ですが、来年の7月くらいに広島で田母神さんの講演があるようですね.

    もし来れたら見に行きたいと思います。
    【2008/12/03 19:08】 URL | 帝 #- [ 編集]


    >帝さん
    えぇ??
    そんな話し、まだ聞いてないですよぉ〜〜〜
    早耳ですね。

    田母神さんって、すごくユーモアのある人のようで、お話も上手だとか。楽しみですね。
    【2008/12/03 23:47】 URL | 奥様 #- [ 編集]


    はじめまして。
    うちも中国新聞購読してますが、あの見出しには「ゲッ!」でしたね。
    それでなくても、あの新聞の論調は酷すぎます。
    まあ、共同新聞の垂れ流し記事が多いですけどね。

    ところで「たかじんのそこまで言って委員会」に田母神さんが出られたのをご覧になりましたか。
    私、いっぺんでファンになりました。

    特派員協会でのインタビューもyou tubeで見ましたが、ユーモアたっぷりでしたよ。
    【2008/12/07 23:15】 URL | モモ #VrJkxBaE [ 編集]


    >モモさん
    はじめまして、いらっしゃいませ♪

    そうそう、中国新聞・・・・購読者多いんですけどね〜
    内容、むごいの多いです。

    はい〜たかじん・・・・見ましたよ。ユーモアたっぷりでしたね。あんな大将が日本にはいたのに、それを辞めさせるなんて、どうかしていますよ。

    テレビやマスコミでは大バッシングでしたが、なるべく大勢の人に、田母神氏の本当の心=日本を大切に思う心を理解してほしいです。
    【2008/12/08 09:24】 URL | 奥様 #- [ 編集]


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