子育て終了の奥様でございます。 最近本格的にブログにチャレンジ。 硬い話、介護の話、日常の話をちょこちょこっと書いていきます。
楽しい読書
GHQ焚書図書開封―米占領軍に消された戦前の日本GHQ焚書図書開封―米占領軍に消された戦前の日本
(2008/06)
西尾 幹二

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私はこの本が出るのを本当に楽しみにしていた。
というのは、チャンネル桜のその番組は、
西尾先生の授業を聞いているようで、とても面白いからだ。
(もちろん、先生の授業を受けたことはありませんが)
先生の朗読もすごくいい。

文章を早く読めるっていうのは、頭の回転に関係があると思う。
嘘だと思ったら、思いっきり早く声に出して本を読んでみるといい。
脳が活発に動くのがわかるから・・・・・。

朗読の途中にも説明があったり、地図の説明があったり、
あの頃の言葉の説明があったり、
とびとびに話が行くようでいて、ちゃんと元に戻る。
国会図書館に出向かなければ読めないような本を、
西尾先生と共に読んでいるような気になる。

その話し言葉が本になったというのだから、
面白さをじっくり味わえるというものだ。


第一章は没収=焚書に関して、とても重大な発見があり、
そのことが書いてある。
このため、出版が遅れたということだけれど、
この発見があるからこそ、このシリーズはとても重厚なものになるだろう。

発見の重大さは、今それを本当に実感している人は多くないだろう。
まぁ、本が出てから一週間にもならないけれど。
だけど、これは本当にすごいことなんだ。
本当にすごいことなんだと思う。

西尾先生は没収に際し力を貸した学者たちの名前を見つけられたのだ。

その人達は、ひっそり、自分がしてきた売国奴的仕事を隠し続けたのだろう。
それが白日の下に晒された。
糾弾されるかもしれない。
子孫の方には気の毒という他はないけれど・・・・・
2008.06.24 (23:11) | 読書からの連想 | TB(0) | CM(15) |


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コメント
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2008.06.25 (13:53) / / [EDIT]
  
  西尾先生のこの研究で私が衝撃を受けたのは、私が学生時代に、その人の法思想を研究していた刑法学者の牧野英一がこの焚書問題にかかわっていたということが明らかにされたことです。

 東京大学の刑法講座を戦前から戦後にいたるまで担当した牧野さんは主観主義刑法理論といって、潜在的犯罪者は犯罪行為以前にあらかじめ隔離してよい、という刑法理論を強力に主張した人でした。ナチス刑法やソビエト刑法にも賛同したいわば国家社会主義的な刑法理論の主張者で、同時期の京都大学の滝川幸辰の客観主義・自由主義的な刑法理論と激しく対立した人ですね。

 つまり、戦前政府の御用学者的存在です。この牧野さんが、実は、GHQの片棒を担いで、焚書に関係しているんですね。

 牧野さんは戦犯も公職追放にもならず、それどころか、公職追放審査委員会の責任者になっているのです。これはそれを知らなかった私にとって、きわめてショッキングなことでした。

 牧野理論を支持する人は今はほとんどいませんが、牧野さん本人は戦後も旺盛に活動し、文化勲章も受章しています。実務家の弟子もたいへん多い。これは牧野さんの理論と戦前の行動からすると不思議でしたが、その謎が、西尾先生の研究で判明したように思いました。 

 東京裁判史観を支えていた少なからずの人が、実は戦前日本の実力者だったことが、ここでも再現されている、ということがいえるのかもしれませんね。
2008.06.26 (09:27) / URL / N.W(うさねこ) [EDIT]
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2008.06.26 (10:49) / / [EDIT]
>うさねこさん
若いのに、本当にいろいろなこと、知っていますねぇ。

GHQは人選がうまかったのでしょうか〜
力になびくタイプなのかもしれませんね。
2008.06.26 (15:24) / URL / 奥様 [EDIT]
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2008.06.27 (23:16) / / [EDIT]
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2008.07.02 (23:56) / / [EDIT]
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2008.07.05 (21:58) / / [EDIT]
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2008.07.26 (02:43) / / [EDIT]
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2008.08.01 (00:11) / / [EDIT]
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2008.08.05 (00:25) / / [EDIT]
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2008.08.05 (02:12) / / [EDIT]
 さっき、ふとチャンネルを変えたらテレ朝系列「ザ・スクープスペシャル/消えた被爆天主堂、原爆63年目の真実」(本日14:00〜15:25放送)に吃驚。西尾先生の焚書研究に啓発されたかの様な印象は気のせいか(最後の25分しか見られなかった…泣)。
 これを取材した鳥越俊太郎氏と西尾先生との対談企画が持ち上がらないかなあ。氏が先生の研究に触れて居ても居なくても、どのみちかなり突っ込んだ内容で盛り上がりそうな気がする(タイミング次第では焚書本の第二弾か第三弾の販促にも役立つ?)。

(以下余談)
 可愛い七つの稿があるからよ…非表示が不気味かも知れないので一言。
 見てる人と奥様ゴメンナサイ、あれ(↑)は私が書きますた。内容は「書店巡りシリーズ」で、「焚書本が見つからない」って愚痴と「注文めんどくさい」って愚痴と「買いますた」って報告と読中・読後感まじりの愚痴と別の本からの長文引用。〜こんなダラダラしたのを読む人は大変だ(他人事みたいにヌケヌケと…)。
2008.08.10 (18:13) / URL / 苹@泥酔 [EDIT]
> 苹@泥酔
こちらは猛暑が続いていますが、そちらはいかがですか?

私はその番組見ていません。GHQ関係の番組って、確かに少ないですよね。未だに検閲の後遺症でしょうか。
その提案、面白い番組ができると私も思いますよ。
2008.08.12 (20:06) / URL / 奥様 [EDIT]
 此方は祭りが終わると涼しくなりますが、彼方〜すなわち南方西方では毎年猛暑に見舞われている様で…。遅くなりましたが、なるべく暑苦しくない文量で残暑お見舞い申し上げます。(暑苦しいのは非表示にしますが…ご迷惑なら屈託なく苦情を頂戴。)

 件の番組を御覧でないとの事ゆえ、私の見た箇所について掻い摘んで置きます。
 米側は長崎にキリスト教徒が多いのを顧慮しなかった。予定と違う所に落としたら教会が焼け多数の教徒が死に、異教徒大虐殺とは異なるレベルでの汚点となった。「その被爆天主堂が保存されたら大変だ。阻止してしまえ。」…そんな思惑があったのか、大統領ルートで偽名の人物を日本に送り込んだ可能性がある。大体そんな印象の番組です。
 当時は某医師の書いた『長崎の鐘』も検閲対象となった。本来なら発禁となる筈だったが、原爆に天災を想起させる表現にGHQは着目。「日本=悪」との見方に誘導可能な別の作品と合本するのを条件に出版を許可した。…この点に私は西尾先生の焚書本と通ずるものを感じ取った訳です。
 「GHQは焚書ばかりでなく、それ以上の証拠隠滅工作をしていた」との印象でした。
2008.08.14 (00:49) / URL / 苹@泥酔 [EDIT]
>苹@泥酔さん
要約してくださって有難うございました。

そうか、アメリカはキリスト教徒を殺してしまった・・・・という観点があるのですね。

NHKあたりがもっとつっこんで、GHQの思惑をあぶりだす番組を作ってくれたらいいのにね。多分無理でしょうが・・・・。
2008.08.14 (21:56) / URL / 奥様 [EDIT]
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