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奥様
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    広島トリエンナーレ!?
    来年令和2年㋈に広島初の大規模芸術祭の
    広島トリエンナーレが開かれるらしい。

    しかも、あの物議をかもしている愛知の展示と同じようなものが
    すでにプレイベントで展示されているという。

    なんてこった!!!

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    【2019/10/21 21:58】 未分類 | TRACKBACK(0) | COMMENT(36)
    この記事に対するコメント

     以下、前稿まで(↓)の続きを此処に連ねる。
    http://celebokusama.blog17.fc2.com/blog-entry-2195.html#comment
     来年は広島でもトリエンナーレがあるとの事なれど…まだ言及するのは早い。その前に先ず、愛知の場合に関する森功次(大妻女子大学専任講師)氏の文章を参照して置きたい。
    ●「あいトリ」騒動は「芸術は自由に見ていい」教育の末路かもしれない
    https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67828
    ●あいトリ「燃やされた天皇の肖像」「放射能最高!」を批判するなら知っておきたいこと
    https://bunshun.jp/articles/-/14837
     「芸術は自由に見ていい」教育の末路、との表現には驚いたが実際そうかも知れない。芸術教育の現場を踏まえれば無理はなかろう。中学在学中の美術や国語では「自由にかけ」に戸惑うばかり、高校書道では教わる時点で既に「教える側」の前体験があった様にも思う。芸術の自由に欺瞞を嗅ぎ取り、規範たっぷりの書道に真率な態度を感じた。美術には明治期の消化不良が絡んでややこしい。まるで歴史抜きにいきなり近現代がやってきた様で、それを人は美術/芸術と感じる。理解か誤解か判然とせぬまま有難がったり軽蔑するのも、金銭(成金など)に対する態度みたいだ。これで政治までもが芸術的だったら大変な事になる。~支那では昔から「政治は芸術」だったらしい(李沢厚『中国の伝統美学』(平凡社)P.49、「三 「詩は志を言う」 政治と芸術」参照)。やがて東西双方への開国が、日本の新たな「鎖国=誤解」へと繋がった。
     愛知の展覧中止は匿名の爆破予告などが理由とされた模様。ブーレーズ(フランス音楽界重鎮)若き日の「オペラ座を爆破せよ」発言と違い、得体の知れぬ不気味さが知事達を少女や小鳥のごとく震え上がらせたのだろうか。ストラヴィンスキー《春の祭典》初演では聴衆の殴り合いが起こったという。それが愛知では、度胸を欠いた姿勢が却って「不自由」を成功(=中止!)させた。…西尾先生の「日録」(再掲↓)でも読んで頭を冷やせばよい。そこには昭和の文章が生きている。
    https://ssl.nishiokanji.jp/blog/?p=1816
     …前稿で十三年前の拙稿を持ち出した。当時の西尾先生はどうだったか――と、あらためて「日録」を読み返した。この辺の記述(↓)が~漠然とではあるものの、様々な芸術観の在り方を思い起こさせてくれた。
    https://ssl.nishiokanji.jp/blog/?p=473
    --------------------------------------------------------------------------------
    > 私はこれを聴きながら思った。難しい時代を生きて福田さんは大変だったのではなく、枠があって、言論が反響する壁をもち、文学のことばだけで政治や世界を論じることが出来て、ある意味では羨ましい文学者としての完結性を誇ることが出来た最後の幸せな世代ではないかと思えてならない。
    (中略)
    > 福田恆存においては文学と政治が一体化していた。だから政治と文学を混同するなと言いつづけることも可能だったのである。ある意味で時代が一体化を許していたことは否めない。
    (中略)
    > いまの時代は精神の運動を仮託する「地図」がない。だから政権政党の動きや靖国や皇室問題や拉致や北朝鮮問題などの現実の直接的タームにストレートに反応するしかなくなっているのであろう。
    > 文学史や思想史で自己の位置を測り、現実に対し一歩距離を置いて思考を深めるということが精神の衛生のためにも、思考の自立のためにもむしろ必要であると私は日ましに強く感じるようになってきている。
    --------------------------------------------------------------------------------
    【2019/10/22 15:13】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    >苹@泥酔さん
    ご紹介くださった文章読みました。
    でも、よく理解できませんでした。

    悪意ある解釈をしている側に私はなるのかな?
    作者が意図したことを、
    正確に解釈しているからこそ、みんな怒ったんじゃないかな。

    それとも、芸術作品という名前をつければ、
    なんでも芸術になるのか・・・・。

    >芸術の自由に欺瞞を嗅ぎ取り、規範たっぷりの書道に真率な態度を感じた

    この言葉、わかるきがします。
    【2019/10/24 19:47】 URL | 奥様 #- [ 編集]


    >悪意ある解釈をしている側に私はなるのかな?
     そうではないでしょう。ただ真率な感情が素朴な形のまま出るだけで。しかしそれが美学的根拠/手続き/作法を欠いているから、現代的には真っ当に「悪意らしくなる」。~私の云う「誤解」には双方向的な幅があります。現代から過去へと遡る作法は必ずしも新しさを纏わない、或いは「過去に対する現代性の盲点」と言い換えても構わないでしょう。理性的(怜悧?)に振る舞う作法主義者は、「情の時代」をテーマに勝手な右往左往を演じた様な気がします。ならば、こうした切り口に福田恆存の演劇性を持ち込む/蒸し返すのも面白そうだ、てな思いとて無くはない。
     抑も「情の時代」がテーマならば、「情と情の衝突」だって織り込み済みの筈ではないか。彼らは何を煽ろう(?)とし、どこで計算が狂ったのか。観賞の方向=テーマを操ろうとする「悪意」が疑われるのは一体どちらの側か。仮に調和を目指したとして、それが「悪意の消去」を含意するなら生命力の減退に繋がるだろう。そんな目論みを「去勢」と呼ぶのではなかったか。言葉の「殴り合い」大いに結構、自由にやればよい。…愛知が来年の広島で鳴らす警鐘には、この手の論点があってもよさそうな気がします。言及するのはまだ早くとも、準備するならお早めに、と。
    https://www.youtube.com/watch?v=Z0xNo2894Fw
     以下は例の「日録」から。~またまた誤解されそうな言い回しで「エクソシスト西尾」と渾名したくなる(笑)。「保守の性根を悪魔払いする」って意味なんですけどネ。
    --------------------------------------------------------------------------------
    >(7-6)人間は必要な自由のみか不必要な自由を持っている。人間には善をなす自由のみならず、悪をなす自由もあるからである。悪をなすも、なさないも、それこそ個人の自由である。それが自由ということである。いいかえれば自由はつねに試されているといえる。
    --------------------------------------------------------------------------------

    (翌日追記)
    >それとも、芸術作品という名前をつければ、
    >なんでも芸術になるのか・・・・。
     この件、「2014/04/12 23:35」稿で紹介した記事(↓)では如何でしょう?
    ●佐々木健一 日本大学教授「芸術は終わったのか?」(2011.09.16)
    http://www.kyoto-up.org/archives/1412
    【2019/10/25 19:09】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    苹@泥酔さんの投稿を読んで気づいたことがあります。

    政治家というのは実に不自由な人たちだと。
    世の中を示唆する評論家こそ、政治の舞台に出て頑張って世直しをしてほしい・・・と思う人も少なくないと思う。でもその多くはあまり政治家にはなりたがらないようで、その理由は、政治家になると「不自由さ」を覚悟しなければならないからなのではないか。
    西尾先生はその辺の事をこう表現していました。
    「今の世の中我々評論家が自由な意見を述べて政治家に示唆し、我々は何物にもしばられない立場でいることを武器に戦わなければならない・・・云々」と。

    どんな職業でも、現場の不自由さというものに直面しなければならない世の中になっていますね。政治家のみならず時には評論家だってそうなるときがあるとおもうのです。しかしそれは不自由さに守られていることの方が楽だという事に気づいているからこそそういう結果に陥っているとも言えるのではないでしょうか。
    ということは真の評論家は自由という立場を維持する不自由さの中にいるのかもしれません。

    【2019/10/27 01:19】 URL | あきんど #k7Eg95eM [ 編集]


    昨日父親の13回忌があって、お坊さんはこんなことを語っていました。

    「人間はとかく周りに合わせて生きようとします。それはある種人間が生きるための一種の知恵ですが、親鸞聖人は『真の智慧』を追い求めたのです」と。
    「真の智慧」とは・・・これが難しいと考えるか、いやそうではなく自分次第ではその難しさから解放されることに気づくもの・・・なんだそうで、どこまで行っても人間は自由に行動することは困難だという覚悟が必要だということを説いているような気がしました。

    こうもおっしゃっていました。
    「蓮如・・・親鸞聖人のお弟子さん・・・は、『私は仏壇の前で一度も先祖を拝んだことがない』」とおっしゃったと。
    仏壇の前では自分自身の生き方を問うのだそうです。
    ご先祖様を敬う気持ちは守っても、その死を悼むことが目的ではないと語ったそうです。最大の目的は、自分の生き方を仏前で糺すことなんだそうです。

    そんな教えがこのスレッドの問題とかなりかかわるのではないかと思い投稿しました。
    【2019/10/27 01:37】 URL | あきんど #k7Eg95eM [ 編集]


    物事は難しく考えるか簡単に考えるかという区分けに陥りがちです。
    それも多分「知恵」の分野に収まる現象で、親鸞は「知恵」ではなく「智慧」を求めたそうなんです。つまり自分がどのような生き方をするのか。

    この言葉の違い、なんとなく分かるような気がします。でも本当のところはよくわかりません。
    でもそういうところにだけ着目するのではなく、人間が普段行っていることが、はたして自分でどう思うのかということを、なんとなく言いたいことだけは理解できました。

    この時期お米が全国に出回る季節です。
    このお米を軸に我々日本人は生活してきました。
    そこで得た知恵は素晴らしいものだらけです。
    しかしそれは「知恵」の世界で収まっていることになるんでしょうね。
    でもそうしたことを積み重ねて、その「知恵」を良くも悪くも利用してきた我々に、もう一つの「智慧」というものを気づかせたのが親鸞だと言いたいのでしょう。

    私は宗教にこだわるにんげんではないので、どんな宗教にも関心がある方です。
    でもあなたの宗教は何かと問われたら浄土真宗ですと応えるでしょう。
    それはこの家に生まれ育ったからです。
    ただそれだけです。

    この宗教の教えの真髄は、問いただすとおそらく個人の強さなのかもしれません。
    人間らしく穢れを嫌わず生きることを教えてますが、それは多くの穢れと戦うことも強いられていて、一見優しい宗教のようで、案外厳しいことを口語で言ってる宗教です。
    他の仏教のように出家を強いらず在家でもいいんだと教える親鸞の仏教は、ある意味仏教らしくない側面があります。完全に個人の在り方を尊重していますが、そこにある「自由」は本当は険しいものなのかもしれないと、教えを得るたびに思います。

    ちなみに私が会社を興した時の社名が「自遊館」という名前なんです。
    あまり深く考えないでつけた名前なんですが。

    (ちなみに北海道には「自由空間」という名前の店があってそれと間違えられることがしばしばありましたが、まったく関係はございません)
    【2019/10/27 03:16】 URL | あきんど #k7Eg95eM [ 編集]


    (青森県産、塩うに)
     無性に食べたくなる時がある。近所のスーパーで買ってくるが…高い。それでも都会よりは安いらしい。一瓶60g入りで1500円台だが1000円台の特売もある。むつ市が本拠のマエダ特売時には青ラベルの大間、最北水産のが一人一瓶限定。津軽海峡産とある佐井村漁協のは無制限。青ラベルのは専ら婆様に回してるから記憶は薄いけれど、後者のは普通に味が濃い。奥村商店の「汐うに」はユニバース(本拠は八戸)で買っていて、生に近いトロッとした食感が絶品で通常1300円台。どれも冷凍してある。
    http://oma-wide.net/2010/09/23/%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%94%EF%BC%91%E3%80%80%E5%A4%A7%E9%96%93%E3%81%AE%E7%89%B9%E7%94%A3%E5%93%81%E7%B4%B9%E4%BB%8B2/
    https://hokusaikan.jp/SHOP/16c-107.html
    https://www.maguroshop.jp/?pid=103928498
     苹は…お米より…ウニ!(深夜の食テロ誘惑アニソン↓)
    https://www.youtube.com/watch?v=0Pdi9A7T2wk
     それにしても…北海道産の方が有名らしいのに、海を隔てた隣で手に入らないのは奇妙だ。ホヤなら南隣から入ってくるが、韓国の禁輸が取り沙汰される宮城のは記憶にない。なのにカキは殆どが宮城産、青森で美味しく食べている。こうしたものは流通に縄張りでもあるのだろうか。農産物より水産物に気配を強く感じる。
     ついでだから蒸し返す。陸奥(むつ)の名産、ナマコ。~「2017/11/04 22:53」稿でフルコーラス、「宇宙戦艦ヤマト」の替え歌に仕立てた。さらば漁港よ旅立つ船は、陸奥の名産ナマコ…。

    (2019.11.9深夜追記)
     昭和に取り残された感覚のまま平成が過ぎていった。先を見ず昔ばかり振り返ってきた事に後悔はないし、それが仕事でもあった。自分が仕事の先に居るのか後に居るのか分からない。こうした現実が「今」という事かと思うと、今を仕事とする大多数の方々からも取り残された様で時間がますます輻輳する。
     書道が絡むと運命的な気さえする。しかしそれだけに書きやすい。何十年でも持続できそうな不思議さに、影の有様を文章へと仮託する。それが延々と積み重なり巨大な塊になる。西尾先生の「日録」にも同様の気配があるだろう。そうしたのを別の側/時間から整理するのは手間だ。ネットと書物は起源が違う。書物に同時性は必要か。発掘の対象ではないか。
     …そんな事を考えながら、今夜も塩ウニをちびちび嘗めている。こんな記述を見つけた(↓)。この海産物に、ウニは含まれるのだろうか。
    ●「大嘗祭」の本質を探る 日本列島に暮らす人々とともに
    https://www.kokugakuin.ac.jp/article/90085
    --------------------------------------------------------------------------------
    > 大嘗祭で供えられる神饌には、ウミガメの甲羅を焼いて占う「亀卜(きぼく)」で選ばれる悠紀(ゆき)・主基(すき)2つの国(地域)で収穫された米と、その米から作られる「黒酒(くろき)」「白酒(しろき)」が知られる。加えて、奈良や京都といった内陸の都では入手しづらかった海産物や、阿波(徳島県)の麻織物「麁服(あらたえ)」と三河(愛知県)の絹織物「繪服(にぎたえ)」などの地方産品もある。これは、列島を挙げて一代一度の神祭りを協賛することを示すものだ。
    --------------------------------------------------------------------------------

    (2019.11.13深夜追記)
     まさか拙稿を見て塩ウニを注文した人は居ないだろうな。あれから検索したところ、大嘗祭にはアワビやウニも出てくるらしい。あたしゃ美味し過ぎて後悔した。癖になって、とかく出費が嵩むのよ…。だから同じ目に遭わせてやる。ウニ食え、ウニ!(連想再掲↓)
    https://www.youtube.com/watch?v=32sEP0LPVj0
     …それはそうと、まずい事になった。前回追記で「先と後」に触れた。その時間と「今」の時間、別物ではないかと。前者=「未来と過去」は歴史の時間。片や「今」は認識の時間。こうした事はハイデガーの本でも読めば手っ取り早いのかも知れないが、先ずは自分で考えてみないと。そこに恒例の書道ネタが絡んでくる(意前筆後?←しつこいだろw)。
     自分で書いてみる。気に食わない。しかし捺印すると気が変わる。どちらも「今」の時間に属するのに、なにやら歴史化(?)していく様な気がする。そうした文脈での見方自体が審美という事なのではないか。認識に拘泥すると審美が歪む。そうして過去が卑下の形で喪われる。そこを切り替えると、自分の中で自分が変わる。慢心か否かはどうでもよい、書いたという事それ自体が巧拙どうあれ自分の歴史を区画する。ここが書家と文人の違いかも知れない。書家は限定された審美を重視し過ぎる余り、却って斯界の流行(歴史)に惑わされる事がある。ところが文人は自分の文章=書を重視する。そこに「書」という概念の違い/問題がありそうな気がする。
    【2019/11/08 03:39】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    >苹@泥酔さん
    書にかんする考察は私には理解不能です。

    それより、ウニ、大好きです。
    【2019/11/18 10:01】 URL | 奥様 #- [ 編集]


     先月まで来ていたヘルパーさんは子供の頃、宮川翠雨(日展審査員、元青森高校教諭)の教場に通ったそうな。私は一度しか会った事がない。触発されて久々に書いた。昔の様な液体墨・練墨ばかりでなく(←多忙だったの)、今度は専ら固形墨を磨った。百選墨や千寿墨など、主に四十年くらい経過したのを比較した。墨は製造後三十年か五十年以上で使い頃となるらしい。それを見越した中高生時代からは、ずっと今を目指し寝かせてきた。いつ「今」が来る/来たのか分からない。とっくに通り越してしまったのかも。…そんな墨から、時間を学ぶ生き方があってもいい。
     墨運堂の社長(H.6.4歿)が、蔵出し品に一文を添えている。
    --------------------------------------------------------------------------------
    >この墨は昭和三十年代初頭製造のものです。
    >当時私も若かったので唯一途に寿命の長い墨、墨色に精彩と冴えの出る墨をと考え、墨質を相当緻密に造ってまいりました。
    >その為、現在、最初の磨墨時に少し硬くて泡立つという欠点が出てまいりましたが、一度墨の外皮(摺り口)を摺りおろし泡立った磨墨液を捨て、五~六時間後、或は一両日放置して磨墨して頂きますと、硬さも泡立ちも消え、素直に墨もおり、冴えと精彩・落着きのある墨色が出てまいります。
    >現在二十五年以上経過しておりますが、さらに十年、二十年と保存して頂きますとどのように墨が成長し、変化してゆくだろうかと私も期待しております。
    > 昭和五十九年十月 株式会社 墨運堂 松井茂雄
    --------------------------------------------------------------------------------
     この紙切れが入っている墨も、買ってから二十年ほど経つ。まだ使っていない。そんな墨がたんとある。こうして「今」が通り過ぎていく。多分「今」とは、持続という事を指すのだろう。
    https://ameblo.jp/mizunokoubunndou/entry-12031346922.html
     中には思わず「磨りたくなくなる」墨もある。呉竹精昇堂の千寿墨No.130.83「平等院鳳凰」などがそれ(こんな具合↑)。この仕上がり…もはや美術品の領域ではないか…。
    【2019/11/19 19:06】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    (短く補記)
     前稿末で触れた千寿墨が気になり、似た墨色の呉竹「八寶靈丹」も思い出した。詳細はこちらのサイト参照(↓)。これで初めて、支那には薬墨というものがあると知った。
    https://ameblo.jp/mizunokoubunndou/entry-12040299447.html
     苹は約三十年前に買った。久々に磨りネットでも調べてみたところ、今になってから阿膠、すなわち原料となるニカワが漢方薬(↓)にも使われると気付いた。とどのつまりは注意力散漫。気がして気になり気が散って、挙句の果てがコレだ。(なんてこったw)
    ●伝統医薬データベース
    http://dentomed.toyama-wakan.net/ja/%E7%94%9F%E8%96%AC%E5%AD%A6%E8%A1%93%E6%83%85%E5%A0%B1/%E9%98%BF%E8%86%A0/SCC000134
    --------------------------------------------------------------------------------
    >薬能 補血滋陰,潤燥,止血.血虚萎黄,眩暈心悸,肌痿無力,心煩不眠,虚風内動,肺燥咳嗽,労嗽喀血,吐血尿血,便血崩漏,妊娠胎漏に用いる.
    --------------------------------------------------------------------------------
     主成分の一つがコラーゲン、お肌つるつるになるらしい…ほんまかいな?

    (三日後追記)
     なんだ、これは…(↓)
    ●俺らU.S.Aさ行ぐだ DA PUMP feat.IKZO(吉幾三) フル full バージョン Mash Up マッシュアップ
    https://www.youtube.com/watch?v=IEx3HH7QYP4
    【2019/11/27 18:14】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    (拾遺)
     前掲の墨を先月、取り敢えず注文してみた。12.12の電話連絡では両方とも完売との事。墨運堂の百選墨は約1100挺の限定生産、呉竹の千寿墨は300挺以下が多い。三十年前に貰った「呉竹千壽墨墨譜」には60挺のもあるが(昭和46年製)、当時は入手できた。あの頃のは品番No.6「寇先」、No.9「扇面」、No.14「三陽開泰」、No.17「大有」が二挺ずつ手元にある。どれも三万円以内なのに比べ、世紀末の新品は六万円した。店から安くて古い千寿墨が消えたのは…たぶん苹のせい。(連想再掲↓)
    https://www.youtube.com/watch?v=0vcyIgLvPAo
     某校勤務時代、各自購入から一括購入に切り替え安く納入して貰った。その店の子供が実は苹の生徒…てな話はどうでもよいが、ともかく店に千寿墨が並んでいたので沢山ウホウホ自腹で買った。その一つが「平等院鳳凰」、いい買い物をしたと思って居る。田舎の町にもこんな店がある。つまり見識がある。~ただ、上記墨譜の最後にある品番No.109「厳氏銅洗」の箱には千寿墨番号「NO68-94」とあるのが紛らわしい。初期物の桐箱(No.14を除く)には品番だけがあった。品番と千寿墨番号は違う。
     先々月、ヘルパーさんの名前一字を色紙に書いてみた。先ず呉竹プロデュースの「八寶靈丹」を端渓老坑で磨り、次に百選墨No.71「丹鳳朝陽」(H.2年)を試す。その後は昔馴染みのコンビ、「大有」と端渓麻子坑を組み合わせた。墨色は冴えたが字は不出来…つまり作品レベルではない。ただの墨色見本にしかなるまい。
     話を蒸し返す。~四半世紀前の書展で夜光塗料を使ったのが、人魂のごとく不気味に見えるのではと怖れた。それを夏場にヘルパーさんが見た。苹の予想は覆された。ゴリゴリの保守モード、鳴鶴流の隷書を歴史的な背景として再現したからだろう。少なくとも技術的には、高校三年の文化祭出品から積み重ねてきた経験がある。それ以前/中学時代からの知識も踏まえてある。だから本能的レベルで保守性が持続する。何の迷いもなく誇らしい。にもかかわらず下手さ加減では例外なく迷い続ける。これを眼高手低と云うのかも。
    【2019/12/16 04:06】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    >苹@泥酔
    墨の話、面白かったです。

    いいにおいが好きでした。
    【2019/12/16 21:57】 URL | 奥様 #- [ 編集]


    (「2019/10/22 15:13」稿、補記)
     その後、陸奥宗光のを検索した(抄録↓)。
    https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000221075
    --------------------------------------------------------------------------------
    > 『現代日本思想大系 10 権力の思想』(筑摩書房 1971年)p152「井上馨宛書簡(資料1)」に
    >「愚ひそかに惟う、そもそも政治なる者は術(アート)なり、学(サイエンス)にあらず。故に政治を行なうの人に巧拙(スキール)の別あり。巧みに政治を行ない、巧みに人心を収攪するは、すなわち実学実才ありて広く世勢を練熟する人に存し、決して白面書生机上の談の比にあらざるべし。」
    >と記載されている。(p142にも同じ記載がある。)出典は『陸奥家文書』で、参考文献の項に「国立国会図書館憲政資料室に保管されている」と記載されている。
    --------------------------------------------------------------------------------
     稍や古めかしい、アートへの言及。~この時代、まだ概念自体が揺れ動いていた。訳語としては支那の伝統に近い筈。今なら「政治を芸術に(芸術を政治に)持ち込むな」と違和感を覚える人が多かろう。それだけ支那の芸術は遠くなった(西洋のも?)。…また「ファインとポップ、雅と俗の顛倒に意識を向けない限り、「誤解と誤解の衝突」は歪んだ形で怜悧な教養へと救済を求めざるを得なくなる」とも書いた(2019/12/18 04:16」稿↓)。明治期の認識は傍証の一つになるかも知れない。
    http://celebokusama.blog17.fc2.com/blog-entry-2289.html

    (更に翌日補記~もしも苹が坦々塾に出張ったら)
    http://celebokusama.blog17.fc2.com/blog-entry-824.html#comment
     セレブ奥様に誘われた事がある(西尾先生からの伝言、「2009/10/27 22:01」稿↑)。当方お金も体力もない。…あの時もし上京したら何が起こったか。吉幾三みたいに喋られたら、大方は理解不能の恐慌状態に陥ったかも知れない。ニーチェを津軽弁に翻訳した時も分かりにくかったらしい。ならば文字言語が歴史的かつ地域横断的に発達、皆「読める様になった」のにも納得がいく。音と文字は違う(『江戸のダイナミズム』)。今は書字と活字も違う。
     空間軸の方言と、時間軸の書字。それぞれ距離があるのみならず、どちらも日常的に遣う人なら輪をかけて厄介だ。若い人と言葉が通じなくなった…とでも云ってみるか。そこに誤解の沃野があり、必然的に時空両面での衝突を意識せざるを得なくなる。
    【2019/12/23 04:23】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


     或る意味「判断は感性の敵」で、どこかに微分的な齟齬がある。その「どこか」を探るのもまた判断だから、結局は堂々巡りとならざるを得ない。しかも判断を導く起源は感性、まるで「答えのない質問」の様な。そこが気に食わないから書く度に惑う。歴史に頼る。自分に頼る。謂わば「地図」のトートロジーだ。そこに「今」がある。すべては渾然一体、既に信頼したものを敢えて分かつべきではないのかも知れない。
     ヘルパーさんが12.27に所望したので、その場で色紙に書いてみた。「雅」という字が好きらしい。紅星牌のを何枚か反故にした。久々に千寿墨No.9「扇面」を端渓老坑で磨ったが、どれも墨色見本レベルで申し訳ない。お礼に苹の主食=ビールを買ってくれるそうなのが有難い。…ただ、別のも所望されているが書けない。仮名に適した色紙のストックがない。店は月に一度くる。12.3に書いた程君房「龍鳳呈祥」倣古墨(三十年前購入の松煙)使用の漢字五字(「松高白鶴眠」)で間に合うなら…てな訳で、今朝方それで手を打つ形となった筈。
     さて…今夜から新年にかけて何を聴こうか。取り敢えず候補の一つを出して置く。以下は久々のヨッフム指揮ブルックナーsym全集DG旧盤(新盤はEMI録音)。思えば通すと九時間以上かかるんだなあ。これくらいが偏屈者には丁度いいのだろうけれど、まだ当方やった事がない。~因みに大学時代、ウェーベルンの全集(ブーレーズ指揮CBS盤)をぶっ通しで聴いた時は…気が狂いそうになり危なかった。
    https://www.youtube.com/watch?v=XuhhEoW0h38
     年が明けたら謹賀新年。敢行した人、気が狂っていない事を暁に祈る。
     兎にも角にも、ウニ食え、ウニ。

    (翌朝追記)
    http://celebokusama.blog17.fc2.com/blog-entry-2252.html
     新年早々、訃報哉。~東京支部掲示板(参照↑)が、遂に閉鎖と相成った。
    --------------------------------------------------------------------------------
    >掲示板サービス終了のお知らせ
    >当掲示板サービスは2019年12月31日をもちましてサービスを終了させていただきました。
    >これまでご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
    --------------------------------------------------------------------------------
     苹の画像投稿は閲覧できなくなる。誰か復活させてくれないかなあ。
    【2019/12/31 15:40】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    >苹@泥酔様

    新年あけましておめでとうございます。
    昔の話で恐縮ですが、私の次女が小学校時代ずっとあるお寺で書道を習っていて、その話題を少しだけ 苹@泥酔さんにふったら、「ぜひ続けてください」とレス頂いたんですが、覚えていますでしょうか。
    その娘は、なにしろ夜型人間で、毎日朝方まで大好きな漫画絵を描いています。
    日中は一応仕事をしていますが、まだまだ完全独立はできていません。

    ただこの子の才能を発揮できる環境に置いてやりたいという思いは、私の中にあります。
    大好きな世界の道で働くことができれば一番望みがかなったことになるんでしょうが、現実は厳しくしかも先が見えない世界なんだそうです。

    ところが一度絵を描かせたら親でもびっくりな絵を描くんです。
    実は私自身がその方面が好きな方でした。
    暇さえあれば単純な物をテーブルに置いてデッサンしていたんです。
    私が高校時代に描いた油絵が、卒業式の日に全部誰かに盗まれたという事件も、実はあったんです。
    そんなDNAがこの子には強く表れたんですね。

    【2020/01/02 16:37】 URL | あきんど #k7Eg95eM [ 編集]


    >苹@泥酔さんにふったら、「ぜひ続けてください」とレス
     覚えていますとも。あの時は何か警告めいた事も書いたんじゃなかったかなあ。日本人としての歴史的素養の話だった様な気もします。あれから何年になるだろう、大きく育ったんですね…いや…勿論「太った」かどうかまでは知りませんけれども…。(目指せ体重76キロ、鏡餅体型?)
     この元旦、こちらは例の「雅」色紙が気になり書き直してたら厄介な事になりました。翠軒流ベースで書いてた筈が、いつの間にか江戸時代の御家流へと先祖返りしたみたい。今度のは墨運堂「老松」S.58製を使いました(つまり36年経過)。~なおS.52製の方の桐箱蓋裏には、こんな説明が書いてありました。
    --------------------------------------------------------------------------------
    >赤紫色系の黒
    >淡墨の時は、赤紫を帯びた黒で、赤紫系の中では、最も早く紫紺色之の変化をきたすものと考えられます。古墨になりますと紫紺色のかった黒色で丁度明墨の自然青墨のような墨色になると思われます。一面変化が早いだけに同じ自然青墨でも墨色は玉品、古松に比べ弱いと考えられます。
    --------------------------------------------------------------------------------
     この「老松」二挺、二十年ほど前に磨り比べた事があります。その時は古い方に少しだけ紫紺味が増し、新しい方はまだ赤紫が強いと感じました。今は新しい方にも同様の変化が感じられるのみならず、うっかり落とした墨滴の広がり具合に輪郭の古墨調が見られました。確かに墨は成長する(老化する?)らしい。人生を仮託するに足る。
     そうして皆が、使い切れぬまま死んでいく(ヤフオク等を見た…)。当方も御多分に漏れず、手遅れの季節と相成った。もはや新しい墨を買う年齢ではあるまい。そこに或る意味、人生の限界を感じる。ならば今までのストックを生かす事に余生を賭けるのが真っ当だろうと、更なる先を見越す事になる。そこに新たなる希望が宿る。
    【2020/01/02 19:54】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    >苹@泥酔さん
    西尾先生の日録で使っていたところも、
    閉鎖されるとかで
    大慌てしました。

    そんなふうに、ネットの世界には一瞬で過去が消えるという恐怖がありますね。
    ここには画像は添付できないのですか?
    【2020/01/03 17:00】 URL | 奥様 #- [ 編集]

    賀正
    明けましておめでとうございます。昨年は家庭内で多事多忙となったことと(後で奥様には詳しく報告します)PCが絶不調となったため、こちらにはご無沙汰気味でしたが、生活も徐々に回復しつつあるのでまた近いうちに伺いたく存じます。何卒宜しくお願い申し上げます。
    そういえば、小生の方でも中学生の時に買った油煙墨がまだ三分の二程残っていましたな。「人が墨を磨るには非ず、墨に磨られるのだ」と言ったのは誰だったか…。
    【2020/01/03 22:36】 URL | キルドンム #m7FpRJaE [ 編集]


    >ここには画像は添付できないのですか?
     なにせ仕方が分からないのでねぇ。「つくる会」東京支部板のも、桜子様から教わったので出せた次第。本当はもっと大きな画像にしたかった。当時使用のビスタ機からwin7機に移った後、画像ソフトの使い方が全く分からなくなった。win10になった今は浦島太郎どころか半身不随の心地。でも文章や画像のデータは保存してあるので、出せない事はないでしょう。中でも巻菱湖「假名字源」には史料的価値がある筈。出し方を教えてくれると有難い。

    >「人が墨を磨るには非ず、墨に磨られるのだ」と言ったのは誰だったか…。
     それは多分、これでしょう。(「2018/09/09 23:16」稿より↓)
    --------------------------------------------------------------------------------
    >~前々から何度も読み飛ばしてきた蘇軾「次韻して舒教授余の蔵する所の墨を観るに答う」詩に、「人、墨を磨るに非ず、墨、人を磨る」とある。子供の頃から見慣れてきたので、いつしか気にも留めなくなっていた。墨運堂の墨「玄元靈氣」の裏側に「非人磨墨々磨人」とある。元ネタはコレかァと思ったきり忘れていた。中学時代、初めて買った墨だった。書塾の師匠は「墨精」を使っていたが、ちと高いので少し安い方にした。
    --------------------------------------------------------------------------------
     今は売っていない銘柄らしい…玄元靈氣も古松も老松も(今の玉品は別物らしい)。松煙より油煙の方が寿命は長く墨色変化も緩慢に進む様ですが、すると人の方が先に死んでしまう(苦笑)。そうした意味でも、中学時代の墨は貴重なのでしょう。先祖代々継承してきた物なら言うに及ばず。水墨やった人の遺品は、まだあるのかな。

    (参考)
    「古松」製造年不明(多分S.50年代前半)↓
    --------------------------------------------------------------------------------
    >赤紫色系の黒
    >淡墨の時は、赤紫を帯びた黒色ですが玉品、老松に比べ、青味がかっている。
    >普通の濃さの時は紺色のかった深みのある上品な黒で、古墨になれば超濃墨に使用出来ると思われます。
    --------------------------------------------------------------------------------
    「古松」H.6造↓
    --------------------------------------------------------------------------------
    >純植物性落松松煙墨 古松
    >漢字、仮名条幅作品用、画仙紙向きです。墨色は純植物性松煙墨の特徴である赤茶系の黒。淡墨の時は暖かみのある透明度の高い赤紫系の上品な墨色。濃墨の時は厚みがあり力強い上品な紫紺系の黒。
    >古くなるほどこの墨の特徴が発揮され、一般の墨では表現できない墨色です。
    >以前に販売しておりました古松墨とは厳密には異なりますが、非常によく似た墨色です。
    --------------------------------------------------------------------------------

    (三日後補記)
     その後、より踏み込んだ考察を見つけたので紹介する。
    ●宋代松心考
    http://diary.sousokou.jp/?cid=10
    【2020/01/04 22:21】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    >苹@泥酔さん
    パソコンがあるのだから、メールアドレスがあるはずですよね。
    私に画像を添付して送ってくださったら、
    できるかもしれませんよ。

    え?メールやってないからダメ?

    hatuhase@ms1.megaegg.ne.jp
    【2020/01/09 21:38】 URL | 奥様 #- [ 編集]


    >キルドンムさま
    パソコンの不調は本当にこまりますね。

    復帰お待ちしています。
    【2020/01/09 21:53】 URL | 奥様 #- [ 編集]


    >私に画像を添付して送ってくださったら、
    >え?メールやってないからダメ?
     やるとしたら先ず、ビスタ機の頃の最新メールソフトShurikenをインストールする所から始めないと(←win10でも出来るのか?)。あたしゃ一太郎プリインストール世代で、マイクロソフトのは全く使った事がない。また画像添付した事がなく、方法も分からない。~約二十年前のネット参入直後、約70頁に圧縮した文章を送信したら相手側のメーラー(?)が壊れた模様。研究室サイトが一時休止状態になった。これが今もトラウマになっている。…メール、こわい。
    https://ssl.nishiokanji.jp/blog/?p=2564
     それに比べれば、どうか。~これ(↑)を見て驚いた。なんと、アノご老体(?)が半年前からスマホを使っているそうな。それで昔の歌謡曲を聴くとやら。もしやヘッドホン/イヤホン使用だろうか。補聴器と間違われるのでは、などと余計な心配(?)をしてしまう。…前に本の写真で見た。書家の日比野五鳳が、耳に何かを装着していた。うちの爺様も八十歳になる前(だったかな?)から使っていた。
     私の場合、まだ補聴器の年齢ではない。…でもトイレの後、手洗いの鏡姿には記憶の中に面妖な見覚えがある。たいそう白鬚が目立ち、水戸黄門どころではない。…ふと、昔のテレビを思い出してしまった。心の中で「定説」「サイババの勝手」などと呟いてみたら、なぜか我が身が情けなくなり泣けてきた。…ライフスペースのミイラ事件から、もう二十年が経つんだなあ。(↓)
    https://www.youtube.com/watch?v=YPp9KIeE_CQ

    (深夜追記)
     …何十年前から見てきた悪夢だろう。爺様が私の自転車を勝手に処分した。高校時代から乗っていた。自動車があるから用済みと思ったのだろうか。私は自力の足を失った。近場に行く時は自転車がいい。それを失い、今後は自動車をも失う事になるだろう。そうして私は外出できず、たぶん餓死する事になる。今や杖をついている身、近場ですら「遠出」できない。今夜も夢を見た。どこだか既に忘れてしまった繁華街に、寿司でも食おうと自転車で繰り出すのを。あんな店が近場にあったか、それすら覚えていない。総ては夢の中である。私は地元に居ながら、地元がどうだったか丸ごと忘れて居るのである。
    【2020/01/12 14:45】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    (短く余談)
     先々月に注文した『墨運堂墨譜 百選墨』下巻を取ってきた(2020.1.10)。先月は体調不良で行けなかった。帰り際に店員さん(大東文化大学出身)が青墨「八寶靈丹」を「本当に水色なんですね」と言っていたので、今月は墨色見本の色紙を持参した。スマホ写真では伝わらない。実物に限る。ネット画像に頼る風潮はよくない。ただの幻想に過ぎない。
     するとムズムズ、西尾先生にも墨色見本を送りたくなってきた。1.13にS.46製60挺限定生産、千寿墨No.17菜種油煙「乾之大有」を磨り「海老」と書いた(感想画像再掲↓)。しかし送り先が分からない。「つくる会」本部に初代会長宛気付とでもしてみるか。でも既に名誉会長ではないらしい。困った。…取り敢えず先生は、エビ食え、エビ。
    https://img.yaplog.jp/img/11/pc/u/n/k/unko-mogumogu/0/369_large.jpg
     海老は海底をのそのそ歩くという。私は伊勢海老を食った事がない。むしろ思索の海底で書物に食われる。読者は先生の言葉を食べるが、実は我々の方が先生に捕獲されている。そこに書物の正体があるのかも知れない。食うか食われるか、それが問題だ。~ところで、色紙の出来はさほど悪くないと思う。たぶん目が悪くなったのだろう。

    (備忘録)
    ●数をかぞえられない学生たち ありもしない「公式」に頼り…算数教育の珍現象
    https://news.livedoor.com/article/detail/17671340/
    【2020/01/17 04:45】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    (雑話)
     先日ヘルパーさんにディズニーランドやUSJへ行く気持ちが分からないと言ったら、私を捨てた彼女と昔デートした場所を問われた。寿司屋とか…と続けたら全部そっち方面になり、「それじゃあ76kgまで太るわ」と笑われた。更に記憶を辿った。書物と文房四宝とCDだらけの自宅アパートが事実上のデート場所となった事くらいしか思い当たらない(寝床の壁は台北故宮の書画複製)。普通(?)の外出デートとは無縁だったらしい。…ところで、西尾先生の世代は当時どうだったのか。まさか彼女(今の奥様?)に集中講義して楽しんだ訳ではあるまい。
     不要なら「海老」色紙はお蔵入りにするか、ヘルパーさんにあげちゃおうか。

    (近況)
     最近、ここに出張っている(↓)。
    ●【日本人の識字率は高かった】だから日本語はこんなにスゴい!「外国語コンプレックス」の罠 ★3
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1579429581/l50
    【2020/01/24 00:04】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    (続き)
     懐かしい写真共々、『墨運堂墨譜 百選墨』下巻を読んでいる。上巻を入手したのは三十数年前、五十種完成記念墨「草龍」(S.61製)を買った後だった。当時は二つ折りのチラシが店にあり、貰ったのはNo.52「輩輩封侯」以降の筈。高くて買えなかった。新品はNo.57「百事如意」以後の数挺が限界だった。ほぼ同サイズの場合、値段は呉竹の倍くらいした。
     下巻に「型師の独り言」(飯田康夫)があり、文末こう書いてある。
    --------------------------------------------------------------------------------
    >追記 残念ながら平成八年十月二十九日病気により逝去。現在墨型師はただ一人になりました。
    --------------------------------------------------------------------------------
     こんな記事(↓)を見つけた。こう書いてある。
    http://kinkoen.jp/hito/nakamuragaho/
    --------------------------------------------------------------------------------
    >昔は多くあった型屋さん、中村さんが修行を始めた頃には5件も型屋さんはあったそうです。しかし、書道人口減少と墨汁の使用増加で新たなデザインの固形墨のニーズが減少し、平成8年にはとうとう専業の木型職人は中村さんだけになってしまいました。
    >日本の墨製造を影で、しかも一人で支えている職人なのです。
    --------------------------------------------------------------------------------
     西尾先生より年上だ。伝統文化/技術の危機が持続している。それが苹には平成の時代。地元のためのアーツカウンシルやトリエンナーレなら構わないのに、愛知で印象が汚れてしまった。広島の筆は頑張っている様なので奈良ほどではなさそうだが、愛知にも豊橋筆があるのに何を考えているのやら。いっそ広島で愛知の宣伝をし、トリエンナーレを悪魔払いすればよいのではと思えてくる。正々堂々と保守を貫けば文句あるめえ。
    【2020/01/27 03:31】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    >苹@泥酔さん
    みんなお題目は地域の活性化とか、
    地域の文化の掘り起こしとか、
    美辞麗句なんです。

    で、中身が全くグロい~~~ほんっと、怖いです。
    【2020/01/27 20:27】 URL | 奥様 #- [ 編集]


    (補足)
    >みんなお題目は地域の活性化とか、
    >地域の文化の掘り起こしとか、
     言葉に見合う実質/中身が伴わないのか…真面目に考えての事だろうから、却って隘路に填りやすくもなるだろう。余計で突飛な発想より、地道で平凡な発想の方が長続きする。職人的技術の伝統は必ずしも自由ではないが、伝統に根差した技術は予め枠に守られた自由を内包する。
     目指す所まで到達できぬまま、自分で自分を不自由にするのが普通だろう。しかし不自由の持続が自由を待望すると思えば、不自由の意味は自ずと変わり成長に向かう。職人が身を以て知り抜いてきた世界なしに不自由を論じるのは不可能。未熟や不満の捌け口に「不自由」を濫用すれば、言葉の意味に対する冒瀆へと堕す。
     表現は不自由であって当然。簡単に成し遂げられる自由などない。表現者なら知っているだろうに、リアルな職人的技術から目を背け「させる」方が苹には余程「悪意」らしく~つまりグロテスクに見える。「作品」が恐怖と軽蔑の垣根を越える時、芸術は尊厳を失い破滅に向かう。

    (余談~翌日追記)
     先日、冗談の補聴器ネタで日比野五鳳に触れた。…こんな評論があった(↓)。
    http://www.all-japan-arts.com/rekishi/0803rekishi.html
    --------------------------------------------------------------------------------
    >  何よりも思索の書人であった日比野五鳳について、いまや、伝説的に語られるのが、日々の “鴨川散歩”である。それを日比野五鳳の文から要約して引用する。「今日も近くの鴨川へ散歩に出かけた。ぼんやりと子供の遊ぶさまを見ていると、何ともうれしくなる。私はふと、自分の書の制作について考えた。意欲がなかったら進歩はないのであるが、意欲が出すぎた作品は見るにたえられない。無理をすることは真実から遠ざかることだ。知性と感情の結びつけが重大事である。去り際に、何気なく河原の小石を一つ拾ってぽんと川へ投げこんだ。自分でも何の理由で投げたかわからない。」
    > 文の省略は、あくまで筆者(田宮)の責任であるが、小石によって水の流れは一瞬、途絶える。しかし、また、何事も無かったように水は流れている。五鳳翁はそこに何を見ようとしたのであろうか。かな書の連綿と放ちの関係は、まことに微妙である。放れているようで繋がっている。それはまた、書人の実存そのものに深くかかわることではないだろうか。
    --------------------------------------------------------------------------------
    【2020/01/28 01:59】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    >苹@泥酔
    昔はパソコンの容量が少なかったけれど、
    今では大丈夫。
    メールができると、便利ですよ。
    スマホですか?写真をとって送ることもできますよ。

    トラウマを忘れて、外に出ない分、
    家の中に居たまま飛躍できる手段をつかむべきですよ。
    【2020/01/30 21:31】 URL | 奥様 #- [ 編集]


    >メールができると、便利ですよ。
     検索中、セレブ奥様の潜伏場所(アジト?)らしき連絡先のあるチラシ画像を発見。取り敢えず「海老」色紙を郵送してみた。月曜には届くそうな。墨色見本は今のでも、印は高校在学中の授業で刻った物。その間の記憶数十年分を遠景に顧みた形となる。
     …いつまで経っても封筒の表書きは苦手。翠軒流なら少しは楽だけど、草書だと却って読みにくくなるだろう(こんな感じ↓)。もし恙なく届いたなら、次はUSBメモリを郵送する手もありそうな?
    https://www.letao.com.tw/yahoojp/auctions/item.php?aID=f383493515
    (本文は差し当たり「頒布のお金御送下されありがたう御座いました。御配慮お手数まことに恐入りました。御厚礼申上候。頓首」と読める。)

    (拾遺~参考)
     こんな記事を見つけた。以下は書道関連の細目、充実した内容だと思った。インタビュアーの名前を検索すると凡百の美人書道家に過ぎない印象を受ける。…が、中身を読むと大違い。このギャップは一体どこから来るのやら。
    ●“文字”に遭遇した古の日本人
    https://business.nikkei.com/atcl/report/15/280393/091900014/
    ●“平仮名”はこうして生まれた
    https://business.nikkei.com/atcl/report/15/280393/092100015/
    ●極美な仮名と和様の書の世界
    https://business.nikkei.com/atcl/report/15/280393/092100016/
    ●型の尊重。新時代の気風を表現
    https://business.nikkei.com/atcl/report/15/280393/092100017/
    ●見失われた書の本質を取り戻す為に
    https://business.nikkei.com/atcl/report/15/280393/092200018/
    ●先人に学ぶ「守破離」の極意
    https://business.nikkei.com/atcl/report/15/280393/092200019/
    【2020/01/31 11:14】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]

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    【2020/02/01 05:44】 | # [ 編集]


    (夢物語)
     ふと思い付いた。広島大学には松本仁志って書道の先生が居たんだっけ。トリエンナーレ関連の対案に広島の筆職人技術を持ち出されたら、或いは覿面よろめいてくれるかも。なんなら此処で交わされている話の水準を例示し、助言して貰う手もありそうな(…却って藪蛇?)。~面識ないけど、こんな先生でござんす(↓)。
    http://seeds.office.hiroshima-u.ac.jp/profile/ja.8f6cd8fb42d1cb84520e17560c007669.html
    https://tb.sanseido-publ.co.jp/kokugo/27_eShosha/27_shosha-concept/ms_matsumoto.html
    【2020/02/05 10:19】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    (その後)
    http://celebokusama.blog17.fc2.com/blog-entry-2301.html
     墨色見本は無事、セレブ奥様に届いた模様(↑)。此度は使わなかったが広島の筆も結構あり、殆どが羊毫で翠軒流以外の条幅に向く。あんな高価な細光鋒を女生徒に持たせたら、反射的に顔を撫で撫でしてしまう(やられた事がある)。近年は化粧筆が有名とか。
     それだけ優秀な地場産業には目を向けず、国際化だの何だのと一過性の催しに公金を注ぎ込むつもりだろうか。職人だって立派な芸術家だ。西川寧(文化勲章受章の書家・学者)は延長上、書家をアルチザンと言った。そうは見えないかも知れないが、高度な技術と伝統に裏付けられた芸術は強い。見る目(教養)のない政治家が権力を握ると碌な事にならない。あのヒトラーや毛沢東ですら猛烈な読書家、教養人だった。それ以下とは思われたくなかろう。政治家になる前のヒトラーは画家を志した。毛沢東は詩人でもあった。ただの野蛮な狂人ではない。ならば無知、無自覚の野蛮人は実のところ誰だったか。
     なにも二人を尊敬したり擁護する訳ではない。学問や教養が「正常」な狂気と化す場合もあるからだ。奇妙な言い方になるが、狂気には正常なものと異常なものがあるだろう。その認識は他者の見方次第で変わる。盲目の手探りに直面した時、歴史と伝統の地図を参照しないと何処に行けばよいのか分からない。たぶん歴史と伝統、正常と異常、狂気と正気は全く別の判断軸かも知れない。にもかかわらず、互いに交じり合ってしまう。歴史は正常な狂気、伝統は異常な正気と言い換えてもよさそうに思えてくる。

    (おまけ~三日後追記)
    ●MITSUKO UCHIDA - MOZART Piano Concerto # 20 in D minor - Camerata Salzburg
    https://www.youtube.com/watch?v=Hbzy3AKh4OE
     ふと思い出し、検索してみた。どうやら昔、私がNHK教育で見た番組はETV8「ピアニスト・内田光子,書家・榊 莫山と語る」(1989年03月23日(木)午後08:00~午後08:45)だったらしい。…もう一度、見てみたいなあ。
    【2020/02/11 08:20】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    (愚痴~或いは僻目?)
     青森にもない訳ではないが、広島にある大学の多さときたら…。決定的な違いは書道関連のが結構ある事。こればかりは百年後も太刀打ちできまい。なにしろニーズがない。苹の印象だと、青森県人の多くは日本文化に興味がない。あるとしたら神社か方言くらいでは。昔から出稼ぎ文化の中心地、日本文化を学びたい奴は青森から出て行けばよい。太宰治に棟方志功、誰も彼もがそうなった。成功すれば青森=地元で祭り上げ、死後は恰も神様になったかの様な扱いとなる(神は死んだw)。青森県人である事が重要なのではなく、青森出身者である事に価値がある。
     こちらから見れば広島は、戦後の原爆ビジネス(?)が最大のアピールになったかの様な。青森と違い圧倒的に国際的で、文化的イメージも豊か。あらゆる面で青森とは正反対に見える。そっちで雪は降るのかい。東京では大騒ぎになるそうな。何メートルか積もってしまえバカヤロウ。二二六事件の時は雪があった。東京には空がないと云うが、今はあれだけ高層ビルが乱立してりゃ昔と違う意味で当たり前だろう。片や青森は空だらけ、車とストーブは生活必需品。都会人には分かるまい。
     5chの津軽弁スレッドに、こんな与太話(↓)を書いてみた。
    --------------------------------------------------------------------------------
    >559名無す2020/02/12(水) 12:15:59.53ID:AaW44JjB
    >(津軽鬼嫁の名言)
    >あんたはげあだまだのに、とごやさいってどうすのさ
    >じぇんこもってねぇべさ、ずぶんでそりへ
    >さっさとままけ、わ、かちゃくちゃねくてらおん
    >560名無す2020/02/13(木) 09:00:45.23ID:XDgVx9zi
    >(津軽亭主の逆襲)
    >なもなんねのに、たんだつらさぬたくってばりいでどうすのさ
    >それこそむだだでば、じぇんこどぶさすててるいんたもんだおん
    >おめ、ずぶんでかがみみでみなが、なにしたってふとづだでばな
    --------------------------------------------------------------------------------
     以下、標準語訳。~(津軽鬼嫁の名言)あんた禿頭なのに、床屋に行ってどうするの。お金が勿体ないでしょ、自分で剃れば? さっさとご飯を食べてよ、私、イライラするわ。/(津軽亭主の逆襲)何にもならないのに、ただ顔に塗りたくるばかりでどうするの。それこそ無駄でしょ。お金をどぶ川に捨てる様なものだろう。お前、自分で鏡を見てみろよ。何をしたって同じだろ?
    【2020/02/15 01:22】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    (脱線~旧稿再掲)
     さて前稿…ひょんな言葉遊びから「神の死」を持ち出してしまったが、ここで例の「津軽弁でニーチェ」を参照してみよう。以下「2015/12/22 01:17」稿から。翻訳時に参照した底本は『ニーチェを知る事典』(ちくま学芸文庫)P.334以降。
    --------------------------------------------------------------------------------
    >ほんず――おめだぢ、アノほんず知らねがぁ? 昼間に明かりッコつけで市場サ行っで、のべつまくなし“わ、神様探してらんず”ってへってらったオド様の事だネ。ちょんど市場サ神様信じネじっこばばばりウジャウジャって居でな、ほんず馬鹿にされてらったのし。神様いねぐなったってがぁ? ってへったり、神様わらしだけんた迷子サなったってがぁ? ってへったり、神様隠れたべが、わんどバおっかながってらべが? 神様船でどっかサ行ったべが? 神様引っ越したべが? すったら事しゃべって笑ってらんず。したら、ほんず出てきて睨みつけで、こうへったネ。“神様どさってがぁ? へば、おへでやら。わんどが神様ころしたんだネ――おめだとわんどがし! おらんど皆で神様ころしたんだネ! だばって、なしてわんど、すったら事したんだべな? なしてわんど、海ば呑めだんだべ? 向こうば皆さらげでまるぐれの吸い取り、誰けたんだべの? 土地ば日ッコがらハゴにしてまった時、わんど何したったべが? いま土地、どっちゃ向いて動いてらべが? わんど、どっちゃ行ってらべが? どったら日ッコがらも離れでまって、どさ行くべ? わんどァ、いっつも落ちでらんでねが? したばってそれ、後ろか横か前か、あっちゃこっちゃサだべが? そもそも上だの下だの、まだあるんだべが? わんどァめくらめっぽう、わがんねで彷徨ってらんでねが? やませ吹ぐんでねがぁ? しばれるんでねがぁ? いっつも夜ばり、どんどど夜ばり来るんでねが? 昼間にも明かりつけねばなんねんでねが? 神様埋めるおどなりッコ、まだ聞けんでねべが? 神様腐るカマリさねが?――神様だって腐るのし! 神様死ぬのし! 神様死んでらのし! しかもわんど神様ころしたのし! 皆ほんつけなしのほんじなしだネ、かんにかんに、のぉ? 大千世界に南無南無てナ、わんどサかかって死んだのし――わんどサ飛んだ血ッコ、だい拭いてけるべ? どった水だら風呂サ入れるべ? 禊ぎだの祭りだのやんねばまねべが? わんど何したって、もうマイネんでねが? 南無南無ってへば、わんど神様仏様サなるんでねべが? こったら祭りだっきゃねがんべけども――孫子の代まで祀ってまいへェ、天子様だけんたふうに千代に八千代に!”――そう喋ったっきゃ、ほんず黙って周りばジロッと見でらった。じっこばばも黙ってまって、ほんず見てきさわりがるばりで。したらほんず明かりば投げで、火ッコァねぐしてまった。
    --------------------------------------------------------------------------------
     …読めるかナァ、読めねぇだろうナァ。でも生の言葉でないと伝わらない。ここでは日本人(?)にとっての神様を有り体に描写したつもりだから、そう語るより他はない。西尾先生の新著ではどうなっているだろうか。まだ買ってないけれど、こう書いてみると読むのが楽しみになってくる。自分の考が下敷きとなる。比較のための「地図」は予め出来上がっている。
     日本人は神様を様々な仕方で「つくる」。そこから数々の永遠が生まれてきたのでは。菅原道真公など、既に人ならざる「永遠」となったものが神社に宿っている。
    【2020/02/16 14:28】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    > 苹@泥酔さん
    声が聞こえてきそう・・・・。
    【2020/02/17 20:43】 URL | 奥様 #- [ 編集]


    (脱線~時事ネタ)
     コロナと云えば昔はトヨタ(トヨペット)車だったが、今は連日ウイルスの話題が続く。京都からは中国人観光客が消え、昔ながらの風情が戻ってきたとやら。修学旅行で行った時の空気感(当時の描写は「2019/02/19 02:27」稿↓)みたいなものかしら。間(ま)の美学なき混雑には違和感が残る。青森には混雑や行列など勿論ないから、そこだけは気脈の通じる…と書けば京都人は「一緒にするな」と怒るだろうか。
    http://celebokusama.blog17.fc2.com/blog-entry-2215.html#comment
     ところで神戸の病院では医療者用の備蓄マスクが一万八千枚中、六千枚も紛失(盗難?)だそうな。2020.2.3に確認した時はあったが、2.13には無くなっていたとの事。あたしゃ新型インフルエンザの前回騒動から十年が経つのに、まだ車載の五十枚を使い切っていない。それにしても…さすが病院だわ、桁が違う。

    (更に脱線)
     ふと思い出した。苹にしては珍しく、こんな投稿がウケた事もあったっけ。
    http://celebokusama.blog17.fc2.com/blog-entry-2208.html#comment
    --------------------------------------------------------------------------------
    >「最近の若者を見ると、まるで気分はもうアメリカ人」
     横から失礼、二曲進呈。
    ●映画「星の王子ニューヨークへ行く」のTHE SYSTEM「Coming To America」
    https://www.youtube.com/watch?v=MJ7FdTdQFdw
    ●只今流行中のDA PUMP「U. S. A. 」
    https://www.youtube.com/watch?v=sr--GVIoluU
     wikiによると、「原曲の歌詞は「アメリカ」を恋人に見立てて性的に誘う内容だったのに対し、DA PUMPによるカバー版は原曲の歌詞の韻を踏みつつも、異なる意味の単語に置き換えられた」そうな。
     セレブな奥様、ニューヨークへ行く。(↓)
    http://celebokusama.blog17.fc2.com/blog-date-201412.html
    【2019/01/14 05:15】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]
    --------------------------------------------------------------------------------
     コロナもニューヨークへ行く?…半世紀前の日本車だけにしてくれ。
    https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/text/entering_the_automotive_business/chapter1/section5/item5.html
    【2020/02/18 21:52】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


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