• ☆セレブな奥様は今日もつらつら考える☆
    子育て終了の奥様でございます。 最近本格的にブログにチャレンジ。 硬い話、介護の話、日常の話をちょこちょこっと書いていきます。
    maukie home
    CALENDAR
    11 | 2018/12 | 01
    S M T W T F S
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 31 - - - - -

    RECENT ENTRIES
  • 日本の地形(12/12)
  • 韓国問題(12/02)
  • 長女の七回忌(11/25)
  • 母の一家(11/24)
  • みなとみらいの(11/21)

  • RECENT COMMENTS
  • bunn (12/15)
  • 奥様 (12/14)
  • 池田俊二 (12/14)
  • 黒ユリ (12/14)
  • 池田俊二 (12/14)
  • 苹@泥酔 (12/14)
  • bunn (12/13)

  • RECENT TRACKBACKS
  • ケノーベル エージェント:ケノーベルからリンクのご案内(2014/09/25 08:48)(09/25)
  • TEL QUEL JAPON:外務省はなかなか出さなかった...(07/31)
  • 「日本国憲法」、公民教科書、歴史教科書:八木秀次「つくる会会長、中国『反日の本丸』に乗り込む」を読んで―――育鵬社が中国に屈服する原点(07/07)
  • 自宅が教室!簡単フラワーアレンジメント講座:フラワーアレンジメントが思いのまま!(06/12)
  • まとめwoネタ速suru:まとめteみた.【孫という贅沢】(04/20)

  • ARCHIVES
  • 2018年12月 (2)
  • 2018年11月 (7)
  • 2018年10月 (7)
  • 2018年09月 (6)
  • 2018年08月 (14)
  • 2018年07月 (8)
  • 2018年06月 (6)
  • 2018年05月 (8)
  • 2018年04月 (5)
  • 2018年03月 (7)
  • 2018年02月 (7)
  • 2018年01月 (11)
  • 2017年12月 (11)
  • 2017年11月 (7)
  • 2017年10月 (11)
  • 2017年09月 (7)
  • 2017年08月 (13)
  • 2017年07月 (8)
  • 2017年06月 (10)
  • 2017年05月 (12)
  • 2017年04月 (8)
  • 2017年03月 (9)
  • 2017年02月 (10)
  • 2017年01月 (10)
  • 2016年12月 (10)
  • 2016年11月 (10)
  • 2016年10月 (9)
  • 2016年09月 (12)
  • 2016年08月 (12)
  • 2016年07月 (8)
  • 2016年06月 (7)
  • 2016年05月 (10)
  • 2016年04月 (11)
  • 2016年03月 (12)
  • 2016年02月 (7)
  • 2016年01月 (13)
  • 2015年12月 (8)
  • 2015年11月 (11)
  • 2015年10月 (6)
  • 2015年09月 (16)
  • 2015年08月 (7)
  • 2015年07月 (8)
  • 2015年06月 (6)
  • 2015年05月 (9)
  • 2015年04月 (6)
  • 2015年03月 (10)
  • 2015年02月 (9)
  • 2015年01月 (14)
  • 2014年12月 (13)
  • 2014年11月 (10)
  • 2014年10月 (14)
  • 2014年09月 (14)
  • 2014年08月 (10)
  • 2014年07月 (10)
  • 2014年06月 (13)
  • 2014年05月 (12)
  • 2014年04月 (12)
  • 2014年03月 (10)
  • 2014年02月 (12)
  • 2014年01月 (9)
  • 2013年12月 (10)
  • 2013年11月 (10)
  • 2013年10月 (13)
  • 2013年09月 (31)
  • 2013年08月 (13)
  • 2013年07月 (13)
  • 2013年06月 (12)
  • 2013年05月 (13)
  • 2013年04月 (11)
  • 2013年03月 (10)
  • 2013年02月 (10)
  • 2013年01月 (12)
  • 2012年12月 (18)
  • 2012年11月 (9)
  • 2012年10月 (16)
  • 2012年09月 (11)
  • 2012年08月 (10)
  • 2012年07月 (15)
  • 2012年06月 (11)
  • 2012年05月 (13)
  • 2012年04月 (15)
  • 2012年03月 (26)
  • 2012年02月 (12)
  • 2012年01月 (12)
  • 2011年12月 (15)
  • 2011年11月 (12)
  • 2011年10月 (22)
  • 2011年09月 (18)
  • 2011年08月 (9)
  • 2011年07月 (18)
  • 2011年06月 (24)
  • 2011年05月 (12)
  • 2011年04月 (11)
  • 2011年03月 (17)
  • 2011年02月 (15)
  • 2011年01月 (19)
  • 2010年12月 (13)
  • 2010年11月 (16)
  • 2010年10月 (15)
  • 2010年09月 (12)
  • 2010年08月 (19)
  • 2010年07月 (13)
  • 2010年06月 (12)
  • 2010年05月 (11)
  • 2010年04月 (13)
  • 2010年03月 (14)
  • 2010年02月 (14)
  • 2010年01月 (18)
  • 2009年12月 (15)
  • 2009年11月 (11)
  • 2009年10月 (11)
  • 2009年09月 (11)
  • 2009年08月 (15)
  • 2009年07月 (13)
  • 2009年06月 (16)
  • 2009年05月 (24)
  • 2009年04月 (14)
  • 2009年03月 (12)
  • 2009年02月 (11)
  • 2009年01月 (12)
  • 2008年12月 (15)
  • 2008年11月 (13)
  • 2008年10月 (14)
  • 2008年09月 (12)
  • 2008年08月 (12)
  • 2008年07月 (14)
  • 2008年06月 (19)
  • 2008年05月 (11)
  • 2008年04月 (11)
  • 2008年03月 (11)
  • 2008年02月 (11)
  • 2008年01月 (13)
  • 2007年12月 (13)
  • 2007年11月 (11)
  • 2007年10月 (15)
  • 2007年09月 (14)
  • 2007年08月 (10)
  • 2007年07月 (21)
  • 2007年06月 (15)
  • 2007年05月 (15)
  • 2007年04月 (11)
  • 2007年03月 (12)
  • 2007年02月 (11)
  • 2007年01月 (14)
  • 2006年12月 (2)
  • 2006年09月 (6)
  • 2006年08月 (13)
  • 2006年07月 (15)
  • 2006年06月 (16)
  • 2006年05月 (13)
  • 2006年04月 (26)
  • 2006年03月 (18)
  • 2006年02月 (16)
  • 2006年01月 (22)
  • 2005年12月 (22)
  • 2005年11月 (22)
  • 2005年10月 (23)
  • 2005年09月 (25)
  • 2005年08月 (27)
  • 2005年07月 (25)
  • 2005年06月 (14)
  • 2005年05月 (1)
  • 2005年04月 (2)
  • 2005年03月 (4)
  • 2005年02月 (2)
  • 2005年01月 (4)
  • 2004年11月 (2)

  • CATEGORY
  • 昔の投稿 (17)
  • 未分類 (676)
  • お知らせ♪ (11)
  • 介護 (131)
  • 硬めな話題 (414)
  • 日常のこと (165)
  • 日々雑感 (358)
  • 日録裏話 (55)
  • 読書からの連想 (78)
  • 映画 (26)
  • 写真 (50)
  • 動画 (8)
  • 断捨離 (9)
  • 娘のこと (34)
  • 旅行 (30)
  • 単身赴任 (3)

  • LINKS
  • 西尾幹二のインターネット日録
  • 坦々塾のブログ
  • ぼやきくっくり
  • remmikkiのブログ
  • 「日本国憲法」、公民教科書、歴史教科書
  • えんだんじの歴史街道と時事海外評論
  • へっぽこ時事放談
  • 真面目に変わっている人の考えている事
  • どっと公務なんでも掲示板
  • 現役記者による、ブログ日記
  • ぢぢさま・大日本史
  • 本からの贈り物
  • 倶楽部ジパング・日本
  • ネットで見聞広めたい
  • つき指の読書日記
  • うさねこ研究室
  • なめ猫♪
  • 橘正史の考えるヒント
  • 酔夢ing Voice

  • SEARCH

    杉田水脈さんを応援する
    なにげなくテレビを見ていたら、
    本当はほとんど見ないのだけれど、
    たまたまついていたのをちらっと見ただけなのだけれど、
    杉田水脈さんのことを、
    「ネトウヨ議員」とかなんとか言って、
    如何にも何も考えていない、ろくでもない議員・・・・・
    というように表現していたコメンテーターがいた。

    残念ながら、コメンテーターの隣に座っていた長嶋氏の顔は覚えているけれど、
    そのコメンテーターの名前すら知らない。
    トンデモ発言をよくする長嶋氏だって、
    知ったかぶりで同調していたが、
    本当にテレビの質は落ちているなと実感。

    ぼんやりと四六時中テレビをつけている世代が、
    まだまだ多数派だから、
    世論はなかなか変わっていかない。


    スポンサーサイト

    【2018/11/02 21:15】 未分類 | TRACKBACK(0) | COMMENT(23)
    この記事に対するコメント

    奥様

    杉田水脈さんは、本当に災難でしたね。慰安婦のこともあれだけ活躍していたのに。
    あんな風に上げ足取られるなら、目上の人に敬語を使おうと、緊張する以上の神経を使わないといけないから、思考も固まってしまうんじゃないですかね・・・

    最近は、司会者と複数のお笑いタレントや俳優などが出演するトーク番組ばっかりですね。あれって安上がりの番組だそうです。
    私は、前ネットでよくアルバイト探しをしてたのですが、中には、ああいう番組の観客になる仕事があるそうです。一日いくらとかなってても、予定以上に時間が伸びたりして、時給にするとすごく低くなる場合もあるとか。それに「この辺で手をたたくとか、笑う」とかの指示もあるようです。

    昨年亡くなった姉は、韓流ドラマが好きだったのですが、私が「あんなの嘘っぱちらしいよ」とか、「あの女優も、○○も○○も在日や」と教えてあげたら、「へえ~、あんたよく知ってるね」と言ってました。でもある時、ネットもやらない姉が、「韓流は、どれ見ても一緒や」「話の筋がどれも同じで、面白くなくなった」と言っていました。流石に飽きたのでしょう(笑)。

    今のテレビは、笑い声をたてるのが目的みたいになってますが、私は、昔の「ルーシーショー」思い出しました。テレビドラマなのに、後ろで笑い声が聞こえたの覚えてますか?(奥様は見た事ありますかね?)「奥様は魔女」も同じだったと思います。

    だからああいうトーク番組も、きっとアメリカからきたんでしょうね。
    ただ私なんか、時々「心霊現象」とか「UFO」とか「宇宙人」の番組あった時は、ついつい見てしまいます(笑)。
    【2018/11/02 22:20】 URL | 黒ユリ #- [ 編集]


    >黒ユリ様

    他のスレッドまたぎで申し訳ございませんが、ここ数日間本当にお留守させてもらって申し訳ございません。二日間のお休みを頂いたので、まずは完読しそして日録に投稿しようとおもっています。
    黒ユリ様の投稿文読ませていただきました。
    私には絶対書けない素晴らしい内容です。
    黒ユリ様のような真面目なコメントを読ませてもらったら、意図していた方々には絶対迷いもなく購入していただくこと間違いないでしょう。この信頼感はやはりゆるぎないものになるはずです。
    私も一度でいいから黒ユリ様のような文章を書きたいです。いや、書けたいです。
    でもまず無理です。
    やはり知識力からにじみ出るものがあります。
    ここは「絶対的価値」・・・意味不明な言い回しですが、私の中では真似しようと思っても絶対できないことをこの場合意味しています。

    昔「KOGA」というHNで日録に投稿してくれていた青年がいたんです。西尾先生のいろんな作品を年代別にわかり易く整理して、ご自身の意見もはっきり述べてくれた方なんです。
    貴重な存在でしたが、ある日突然日録から去ってしまいました。
    彼の努力は私には本当に宝でした。色んなことを彼の投稿から知ることが出来ました。

    ところがこのネットという刹那的な関係が不幸を呼びます。

    私が最初に感じた素直なネット社会の違和感がこれでした。
    私はこういう溝にネットの弱さが存在しているんじゃないかとその時思ったんです。
    表面的な部分で操られている意識はとりあえず認識できても、溝に落ち込んだ自分の感情は意外にも取り戻すことが困難なんだとその時認識したんです。

    例えばですね、実名を挙げてしまいますが、セローさんというHNの方が以前いまして、その方のご意見も実に王道をこなしておられて、私には参考になったお一人でした。
    この方もネット社会への投稿を控えていらっしゃいます。

    そのほかにも色んな方が保守論壇のネット社会から姿を消していってます。

    たぶん他の路線でご活躍されているんでしょうが、我々が知る世界では姿が見えません。
    それとも本当にネット社会に嫌気を指したかどちらかでしょう。
    私は2002年ころからこの世界にお邪魔しているうですが、その昔は篤い方が多くて面白かったです。私がネットに関心を抱いた時期と西尾先生がその世界に足を踏み入れた時期がほぼ一緒で、先生が突然私の家に電話をかけてくださり、色々雑談したのですが、その際私は先生に「ネットの世界はどうですか?おもしろいですか?」と尋ねたところ、「面白いです。実におもしろいです」と応えられていました。

    するとそれと呼応するかのように、先生は日録で一般投稿に参加し、たどたどしいキーボード操作をしながらご自身の生の意見を語るんです。

    ある意味この時の記録は貴重です。
    おそらく誰かがちゃんと保持されていると思います。

    さぁいよいよ本気で書かねばなりませんね。

    難しいです正直。でも私は書きます。
    それをこの本が呼びかけているように思えてなりません。
    【2018/11/05 07:31】 URL | あきんど #k7Eg95eM [ 編集]


    あきんど 様

    せっかくのお休みに、コメント下さってありがとうございます。
    「迷いもなく購入」・・・最高の褒め言葉です(笑)。本当にそうならよいのですが・・・

    KOGAさんとか、セローさん、私も見た事がある気がします。それに、日録のコメントを書いていた訳でもないようですが、「毒吐きテック」さんという人もいましたね。この人も、何年か前に、訳あって自分のサイを閉める、と言って去りました。
    しっかりと内容は覚えていませんが、世の中には有能な人がいるんだな、みたいに思ったことを覚えています。

    あきんどさんが仰るように、その人たちはどこへ行ってしまったんでしょう?気になります。
    こういう時々チョロっと顔を出す人って、実生活では別の仕事をしていて、色んな思いはあるけどまとまった文章にはしない、でも鋭い感覚や考えを持って生きている・・・そんな感じがします。

    こういう、普通は「もの言わぬ人々」の声が聞けるようになったのがネットの良さですね。
    私は、ちょっと前にある金融機関の研究所主催のSNS(50歳以上が条件)に参加していたと書きました。
    そこでも、普通の人が、いかに本当は「ものが言いたい」、「色んな人と、色んな話題で沢山会話したい」という願望を持っているか、を痛感しました。

    その点人と人とのつながりを媒介する、というか、そういう役割としては、既存のTVはもう完全にダメだと思います・・・

    昔、ある本で「マスコミは原因じゃなくて、結果だ」と書いてあるのを見て、頭に残りました。つまり世の中には、色んな意見や感情が渦巻いている、そんなものがあるからこそ、結果としてマスコミに出て来るのだ、ということです。
    でも今は反対ですよね、どっかの国みたいに、マスコミが先生で一般庶民は、指導される方だ、なんてことになってますしね。朝の連ドラも、大河も、紅白も、一部の人しか見なくなったのも当然でしょう。でも作ってる方は、「数字が取れた」だけで喜んでる・・・
    何でも、視聴率20%、30%とかだったら凄いんですって?

    でもあえて見てない人たちの気持ちを汲もうという気が全くないから、ますます見捨てられる。製作者にとって、彼らは存在しないも同然なんです。どんな社会も、どんな時代も、そんなもんなんでしょうか?
    もちろんあきんどさんのようなお仕事からすれば、買ってくれる人、いわゆるお得意さんが大切で、最初から自分とこの商品を買わない人、全く関係のない人は、あまり問題にならないのでしょうが。

    私は、西尾先生の言論というのは、一般に流布している言論とは違った、本当にものを考えている人たちにストレートに訴えるから、パワーがあると思うんです。だから沢山売れることとはまた別かもしれない・・・65万部も売れた「国民の歴史」は別ですけど(笑)。
    でも先生のような言論が、現在は反発を買ったとしても、将来を見通しているかもしれませんよね。何年も後になって、「ああやっぱり先生の言う通りだった」なんて・・・

    それでは、前の記事のあきんどさんのコメントには、そちらでまた感想を書かせてもらいますので、これで失礼します。
    【2018/11/05 12:51】 URL | 黒ユリ #- [ 編集]


    お久しぶりです。奥様はじめ皆様ご健勝にされているようで何よりです。

    杉田論文問題に関して私はこう思います。

    まず杉田さんの論文ですが、現状論としてわからないわけではないですが、文化論として相当に軽薄な面があるのは認めざるをえません。

    日本は古代から、端的にいえば世界的な同性愛文化の国です。数多くの古典があり、歴代天皇の相当のお方が同性愛を趣向されていましたが(たとえば後白河法皇と藤原信頼)、たとえば「とりかえばや物語」なんていう物語は女装した少年がさらに男装する(つまり、男になった女になった男の話)なんていう倒錯美の世界です。一つに、日本文化が非常に性的な自由をもった世界で、ルイス・フロイスたち日本にやってきたキリスト教神父は日本で同性愛が非常に盛んなのをみて驚き嘆いたといわれていますが、キリスト教文化圏やイスラム教文化圏では今でも同性愛は非常に重罪の国で、日本はもともと自由な国だということがいえます。変なたとえですが、「ジャニーズ」みたいな文化が日本にしかうまれず、アジア各国で日本のジャニーズ文化が異常なほどにもてはやされているのも、日本の同性愛文化の土壌がなせる業なのではないでしょうか。私は凡庸な異性愛者ですが(笑)これは日本人として誇りにしてよいことなのではないでしょうか。

    二つ目に、同性愛が果たして「生産性」のない愛なのかどうか。キリスト教以前のギリシア世界では、精神的結合の重視から同性愛が美徳とされていましたし、日本の武士道内の恋愛のいわゆる「衆道」の世界も同様です。杉田さんがいいたいのは「生殖」につながらない性愛は非生産的ということなんでしょうが、では年配の人たちの恋愛世界や、恋愛文学を構成する不倫恋愛だって人口論的には「非生産的」ですが、文化的には実に豊かに精神的生産性を有しているんではないでしょうか。

    以上のことを前提とした上で、しかしここからは杉田さんの弁護になるかもしれませんが、私はこうした同性愛をはじめとする「生産的でない性愛」の世界は「秘め事」として隠されたように営むことが日本の伝統に合致すると思います。私は欧米の同性愛解放運動(ゲイパレードやら同性愛結婚)みたいな「おおっぴらな」性愛の営みにおそろしく違和感を感じます。最近はそれが日本に伝播してきて、同性愛をカミングアウトすることが人権運動みたいになりつつありますが、なんで告白なんかしなくてはいけないのでしょうか。「こっそり楽しむ」ことが性愛の世界でよほど楽しい、ということは異性愛の世界の住人だってよく知っていることだともいます。

    こんな伝播がどんどん拡大すれば、同性愛の世界だけじゃなく、異性愛の世界までもが崩壊してしまいます。みんなが性愛をおおっぴらに公開し、ヨーロッパの一部で進行しているように学校や老人ホームでポルノを上映するような文化が全体化すれば、哲学者ボードリヤールが言ったように、「ポルノを楽しむこの世界がいつのまにかポルノになる」ことで、性愛の刺激、楽しみが無に帰することになっていくでしょう。性愛の生産性の土壌そのものが崩壊する。その危険性は確かに存在しつつあるといえます。杉田さんがこうした「欧米化する同性愛文化」傾向を明確に指摘することができれば、今回の事件はそれこそもっと「生産的な」論争になったのではないでしょうか。
    【2018/11/05 14:10】 URL | N.W(うさねこ) #- [ 編集]


    うさねこ 様

    お教へ忝く存じます。
    仰せのすべてに納得しました。

    ソクラテスは、女性の配偶者を二人も持ちながら、なほかつ男性を追ひかけまはし、プラトンは生涯独身で、男だけを愛したさうですが、ギリシャの哲学者には、うさねこ様や小生のやうな「凡庸な異性愛者」はゐなかつたのでせうか。

    私がこの二人に相当な関心を抱きながら、なにかしら馴染めないものを感じたのは、その方が大嫌ひなせゐかもしれません。ニーチェもさうですね。

    ペルシャがイスラム化したのは、私には遺憾なことです。と言っても、イマム12世派とやらは、ペルシャ帝国の伝統・血統とシーア派の教義・血統を巧みにに結び付けたと世界史で習つたので、大帝国の末裔としてのプライドは、さして傷つかずに済んだのだらうと思つてゐました。ホメイニについても、イスラムだけでなく、帝国の光輝をも背負つてゐるやうに感じました。ところが、のちに、現地に長く駐在した人達に聞くと、さうではなく、外の宗教に征圧されたことに大変なコンプレックスを抱き、今も晴れやらぬ思ひでゐるさうです。

    とすると、ペルシャ(イラン)人は益々気の毒です。イスラム化で、私が唯一快哉を叫ぶのは、私の嫌ひなこと(帝国ではずゐぶん盛んだつたやうですね)に耽つてゐた連中が片端から成敗された場面です。

    といつて、日本でも成敗せよとは申しません。好きなことをするのは勝手かもしれません。でも、やるなら陰でやるべきでせう。カミングアウトとは気持の悪い。「なんで告白なんかしなくてはいけないのでしょうか」。何か勘違ひしてゐるのでせう。

    また教へて下さい。。
    【2018/11/05 19:53】 URL | 池田俊二 #- [ 編集]


    >黒ユリさま

    ルシーショウ、なんとなく覚えていますよ。
    そうそう、わざとらしい「笑い声」が入るんですよね。

    私が見たいテレビは、ビフォアフター・・・・
    家でも、太った人間でも、散らかった家でも、
    そういう番組はスッキリするので好きです。

    >あきんどさん
    そうそう、黒ユリさんのような感想は書けませんよね。
    優秀な方だと本当に思います。

    >うさねこさん
    杉田さんの論文についてはうさねこさんのおっしゃるように、
    少し粗雑だったのかもしれないけれど、
    それにしても、あんまりのバッシングです。
    それは彼女の行動力、慰安婦についても、
    科研費についてもそうですが、
    そういうことをまずいと思った人たちが、
    彼女を潰そうとしているのだと思ったりします。

    >池田俊二さま
    うさねこさんを応援してください。


    【2018/11/05 21:57】 URL | 奥様 #- [ 編集]


    たった今日録に投稿しました。
    最初の思惑とはかなりかけ離れた書き込みになっちゃいましたが、まぁ良いと思います・・・自分で言うのもなんですが。

    今回は大変でした。何が大変・・て、書きこむ角度がありすぎます。
    どこから書いても許される反面どこから書いてもまとまらないような感じでした。

    特に水戸学あたりから本当に理解するのが大変でした。
    黒ユリさんならその辺は全然問題にしないのでしょうが、なにしろ私は水戸学はほとんど無知です。幕末の時代は元来苦手で、高校時代も明治維新の時代の歴史は大の苦手でした。
    おかげで今回うっすらとこの時代のことが時系列にまとまりました。
    どうしてなんでしょうね、他の人からこの時代の話を聞いてもまったく面白くないのに、西尾先生の話なら読む気になれるんです。
    これが不思議です。
    【2018/11/06 17:03】 URL | あきんど #k7Eg95eM [ 編集]


    あきんど 様

    日録のコメント拝見しました。
    仰る通り、「切り口がいっぱい」で「書き込む角度がありすぎ」で、この本のどの部分を一番注目するか、人によって全く違ってくると思います。

    ただ、もし色んな疑問を持ちながら、試行錯誤を続けている若い人がこの本を読んだら、「国民の歴史」と同じくらい衝撃があるのではないでしょうか・・・

    私も水戸学について、まともな知識なんてありませんよ。数年前だったか市ヶ谷で先生の水戸学についての講演を聞いて、その後(だったと思いますが)「GHQ焚書図書開封11 維新の源流としての水戸学」を読みました。10年ほど前の「江戸のダイナミズム」にも日本の古典のことが書いてあるし、最初は何か関係あるのかな、くらいにしか感じませんでした。

    自分でも、以前ネットの古書店で、「水戸学と維新の風雲」(北条重直 著 昭和7年)という本を買ってみたのですが、とてもじっくりと読む余裕もなくて、そのままになっています。

    高校の日本史の教科書でいくら勉強しても、水戸学のことなんて分かりませんよ。年代と、歴代将軍の名前と主要な事件、産業や元禄に文化文政ときて、その他色んなことを覚えないといけないんですから。
    同級生と話しても、特に理系の人なんか、自分は受験で世界史を取ったから、日本史のことはちょっと・・・、なんて涼しい顔をして言う人も少なくないです。

    でも確かに、「他の人からこの時代の話を聞いてもまったく面白くないのに、西尾先生の話なら読む気になる」というのは、本当によく分かるし、私も同じです。
    でもそれは先生が、問題意識を持って、緻密に勉強されて書いてるから、読んでる者は、それにつられて色んなことが分かるようになるからなんです。普通の教科書だと、そうはいかない・・・

    以前先生が「つくる会」の会長だった頃、「なぜ中学の教科書なのか」と言えば、確か高校以上になると歴史も選択科目になったりするから、総合的な国史の通史は中学までに教えないといけない、みたいに仰ってましたね。

    とにかくお忙しい中、お疲れ様でした。あきんどさんが、過去の日録から取り出した先生の録画、私も改めて見直してみたいと思います。

    【2018/11/06 22:55】 URL | 黒ユリ #- [ 編集]


    >黒ユリ様
    >ただ、もし色んな疑問を持ちながら、試行錯誤を続けている若い人がこの本を読んだら、「国民の歴史」と同じくらい衝撃があるのではないでしょうか・・・

    おそらくそうだとおもいます。
    保守論壇の多くの方が、決まりきった思想理念や歴史観で語ることが多すぎて、若者たちは半ば飽きてきてますよ。
    特に今の20代30代あたりのネット保守の卵のような方々は、特にそうなんじゃないでしょうか。たぶんその年代の若者たちは、保守の決まりきった考え方や物の言い方に嫌気がさしてきているんじゃないかと思います。
    昔から見ればけっこう保守系の番組も多くなってきてはいます。
    でもいつも切り口が一緒で、「またこのパターンかよ」と感じている方も多いはず。
    若者に限らず、我々の世代でも結構多いかもしれませんよ。

    その理由はどうしてだろうと考えると、結局歴史観なんか特にそうなんですが、盛り上がるところがいつも一緒・・・っていう感じがするんです。

    以前にも書きましたが、私は歴史の中で戦国時代と明治維新の、この二つの時代が特に面白くないと思っています。何故かというと、他の人達の殆どがこの時代を好んで語るからです。しかも全然話の内容が繋がっていない感じで語るんですよ。
    そこに違和感があった。

    私のこういう感情や疑問にしっかり応えてくれている「あなたは自由か」は、黒ユリ様がおっしゃる通り、「国民の歴史」と並ぶ作品だと思います。

    私がアップしたビデオをご覧になると、なおさら先生の気持ちが伝わってきます。
    間違いないです。
    【2018/11/07 13:18】 URL | あきんど #k7Eg95eM [ 編集]


    あきんど 様

    そうですよね、国史のハイライトの戦国時代と明治維新、スターもそこに一杯いて、沢山TVドラマや映画になってるし、保守系ネットと言われてる所でも、よく語られているのに、どういうわけか面白くない・・・同感です。
    言ってることは分かるけど、何故だか自分に響いてこない・・・まともな若者や大人もそう思ってますよ、きっと。

    一方では信長、秀吉、家康の三大スターを代表として、歴史上の人物について色んな研究がされていて、昔のイメージとは違う姿も描かれるようになったようですが、他方では、それが日本を潰してやろうという連中に利用されてる気がします、「こいつは英雄でも何でもなかったんだ」って。

    翻って祖国を思う人たちは、そうはさせじ、と一生懸命なのに、「保守の決まりきった考え方や物の言い方」は嫌気を誘う・・・
    一本気な若者は、「これだ!」といったものを求めているのだから、「愛国心か、分かってるよそんなこと」と言いたくなるかもしれません(笑)。

    この本にもありますよね・・・
    「善い事ばかりを言い立てても人間を教育することはできません。人に教訓を与えることはできても、道徳を与えることはできません。道徳は人に教えることのできない唯一のものだと古人は言いましたが、非道徳ならじつは簡単に教えることができます。否、非道徳は人が喜んで学ぶでしょう。逆に言えば、非道徳を学んだ手痛い失敗からしか道徳を学ぶことはできないということです。それが人間性の本来の姿でもありましょう。 教育基本法には人間性のそういう深い逆説が秘せられていなければなりません。」(P86)

    だから、昔TVで「必殺仕置人」が初めて放映された時は、大ヒットした。あれって、悪い奴をバッサバッサと斬り捨てて、現代の自分たちの気持ちを代弁してくれるようだから、痛快で面白い、と言われましたね。

    それに『あなたは自由』の別の個所では、この前の戦争の指導者たちも、現代では色々批判されているけど、当時の彼らの身になってみると、「意志の不自由」にまで行きつくのではないか・・・みたいに書いてありますよね。
    だから、彼等も「そうせざるを得なかったのか」みたいな所まで、考えなくちゃいけないんでしょう・・・

    それで、歴史を教える時にも、もし若い人や大人を、そこまで人を引っぱって行けたとしたら、その後は自分たちで考えますよね、「自分だったらどうするか?」みたいに・・・

    NHKの「英雄たちの選択」では、ゲストがそんなような話してますが、番組自体が狭い範囲でしか考えてないから、お茶の間で、人気ドラマの主人公が、次はどうなるか、みたいなレベルに止まって、全然面白くない訳です。

    そういう意味でも、『あなたは自由か』は、非常に刺激的な本ですよね。難しいけど、若い人が読んで、ショックを受けてほしいです(笑)。

    【2018/11/07 18:02】 URL | 黒ユリ #- [ 編集]


    >黒ユリ様
    >NHKの「英雄たちの選択」では、ゲストがそんなような話してますが、番組自体が狭い範囲でしか考えてないから、お茶の間で、人気ドラマの主人公が、次はどうなるか、みたいなレベルに止まって、全然面白くない訳です。

    この番組は見たことがあるのかないのか記憶が定かではないのですが、NHKの歴史番組は、ド真剣に見ないで、バラエティだと思ってみれば、案外腹が立ちません。
    実際最近のNHKの歴史ものを好んで見ているのは、女性の方が多いそうです。
    どうやらゲームの世界で刀をやたらと詳しく紹介しているものがあるらしく、名前が今すぐ出てこないのですが、とにかく女性ファンの心をつかんでいるみたいです。
    実際私の娘もそれにハマっているんです。
    そのゲームをきっかけにして、「刀」に興味が湧いているようで、その「刀展」が主要都市で転々と催しされているそうなんです。今は京都なんだそうです。

    不思議ですよね。実に不思議です。
    本来男性が興味を持たなければならないようなものに女性が群がるこの現象。
    相撲もそうですよね。人気が出るときはなぜか女性がキャーキャー言いだします。

    ということは、武士の世界というのは、今で言うジャニーズ・・・たしかうさねこさんがそうおっしゃっていましたね・・・それと一緒だと思えばいいのかな。

    武士の世界・・・私にはほとんど興味がありません。
    理由は、私が加茂族の末裔だからという理由もありますが、それはほんの些細な理由です。もっと大きな理由は、元来武士は農民が支えてきた世界で、まるで自分たちが天下をとったような歴史解釈をしすぎているところに、私はもう付いていけません。

    そうしたジャニーズ事務所みたいな連中が、途中でどんなドラマを展開しようが、その根本を支えている人間は誰かというと、日々田畑を耕している農民なわけですよ。

    新しい歴史教科書には、鎌倉幕府が素晴らしかったのは、皇室との距離を置き、政治と皇室を分けて日本の統治に励みだした、そのことが一番大切なポイントであるという内容が書かれていたかと思います。
    つまり、武士が現れて歴史がおもしろくなった、という感覚を根付かせるのではなく、いかに政治と皇室を分けるかという工面がここから始まったんだという認識を歴史教科書は示唆しなければならないわけです。

    その目的は何なのか、そこを子供たちと議論形式で想像させる授業が出来たら、最高の歴史の授業になるんじゃないでしょうか。
    そんな場面が2000年に渡って存在しているんですよ。どんな時代の歴史を取り出しても、日本という国の歴史のおもしろさは果て無いわけです。

    私は高校三年生の時に、松山千春を教えたことがあるという教師に日本史を教わりました。
    彼の話で面白かったのは、松山千春との思い出話で、正直歴史の勉強はほとんど記憶にありません。でも、印象に残る先生であったのは間違いありません。

    今の時代、個性を売りにできる先生っているんでしょうか。それを狙いすぎている先生が滑ってしまっているような光景は予測できますが。

    西尾先生のように、熱く語ってもぜんぜん滑らないこの教え方というものを、これからの若い先生方にぜひ見ていただきたいです。
    そのためには、自分の言葉で歴史を語るその決意ではないでしょうか。
    【2018/11/07 23:56】 URL | あきんど #k7Eg95eM [ 編集]


    あきんど 様

    ゲームの「戦国無双」や「刀剣乱舞」のことですね、少しは知ってます(笑)。

    「戦国無双」は、きれいなCGで、石田三成なんかでも、物凄いイケメンとして描かれています。それで私達中高年が、肖像画で無骨なオッサンみたいなイメージしかない戦国武将が、ジャニーズになってしまう訳です(笑)。
    「刀剣乱舞」は刀剣が擬人化されて(それがまたカッコいいキャラクターばかり)、活躍するゲームだそうで、それで「刀剣女子」が生まれたんですね。

    実は私も、二年ほど前に、「日本刀」という映画を見ました。ネットのニュースで知ったのですが、刀鍛冶のドキュメンタリー映画で、製作資金集めに募金したら、若い女性が殺到したんです。それでいっぺんに製作費が集まった・・・
    私ももっと早く知ってれば、お金出したのに・・・そうすれば映画の終りに映し出される、資金提供者の名前に載ったのに、と思いました(笑)。

    こういうものに女性が集まるのは、強い男性を求めている証拠でもあるだろうけど、昔から、特に若い女性というのは、案外鋭い感覚を持っているんじゃないかと思うんです。理屈じゃないけど、「本当はこんなものが欲しいんだ!」というのがあって、感覚で決めてしまう・・・
    もちろん韓流にハマるおばさんたちは、そういう感覚が錆びついてるんでしょうが。
    その他、「艦隊これくしょん」というのもあって、何と軍艦が女性に擬人化されて闘うという・・・
    金剛とか比叡とかの名前がついている。

    どっちにしても、国史に出て来る、覚えにくい漢字とか、いかついイメージの人名や単語が、こんな風に親しまれ、歴史が好きになるなら、結構な事だと思います。

    ただあきんどさんが仰るように、武士と農民を切り離してしまうのはどうなんだろう、と私なんか思います。それって戦後のマルクス主義史観の教育そのものじゃないか、と。

    私は子供が中学の時、歴史を勉強し直したんです。例えば荘園ができて、不在地主がどうの、というあの時代ですが、各地の名主とか在郷の有力者が武装して武士になっていったということで、彼等ももとは農民だった訳です。

    「つくる会」の教科書は、仰る通り「政治と皇室を分けて」という日本人の知恵というか、伝統というか、それを教えないと日本国というものが全く理解できない、その要諦をしっかり書いている所が凄いんですよね。

    ちょっと前に日録で、田中英道さんの『天孫降臨とは何であったのか』について書かせてもらったんですが、神話を見ても、高天原で神々が田畑を耕していたとか、機織りをしていた、とか出て来るんですね。ちっとも「階級社会」じゃないし、神々が人間のように描かれているところに注目すべき、と主張されています。

    つまり何が言いたいかというと、「つくる会」なり、会に関わった先生方の本を読むと、極端な話、土着の日本人(今は根っこが外国にある日本人も一杯いますから)は皆天皇家の子孫なんだ、というj話につながるんです。これは一種の感覚かもしれないけど、勉強すればするほど、それが感じられるようになる・・・

    ところが今は、特にNHKの時代劇なんか見ると、完全に悪代官と悪徳商人VS農民みたいな設定ばっかりで、あれが昔だと教え込まれている感じがするんです。
    そうだからこそ、逆に、カッコいい英雄だけで戦ったりするゲームが出来る・・・子供たちはもともと英雄みたいなのが好きだから、どんな時代でも同じです。

    時代劇でも、藤沢周平の作品なんかはちょっと違いますね。ヒットしたNHKの「蝉しぐれ」も百姓しながらの下級武士というか泥臭い姿が描かれていましたね。
    あきんどさんはご存知かどうか分かりませんが、50年位前だったか、TVで浪人物の時代劇がありました。私が印象に残っているのは、年貢のことで、農民と領主との板挟みになって悩む下級武士を描いた作品でした。でも今みたいに、「農民を苦しめる、憎っくき独裁者をやっつける」という描き方ではないんです。

    ちょっと話がはずれますが、甲野善紀さんという武術研究家がいます。彼によれば、自分は武士と農民がまだ分かれていなかった時代の剣術に興味があると言うんです。私は彼の本も読んだり、一度、甲野氏の開いている教室で直に身体術を習ったこともあります。
    甲野氏によれば、刀の持ち方も、昔は今の剣道のようじゃない、現代の剣道はヨーロッパの影響を受けているそうです。甲野さんは、剣術や武術の古文書を読んだり、色んな資料を研究した結果、そういう考えになったそうです。

    確かに、ネットで沖田総司の写真見ると、野球のバットを構えるみたいなポーズしてるんです(笑)。撮影の時一番いい格好して、と言ったら、このポーズをとったそうです。

    ああ、長くなりすぎて申し訳ありません。こんな話したら、止まらなくなって・・・(笑)。

    どっちにしても「つくる会」の教科書で、いい先生に習ったら、それこそ歴史上の人物の事も、生徒たちは、自分のことのように身近に考えられるようになるのではないでしょうか。
    【2018/11/08 09:50】 URL | 黒ユリ #- [ 編集]


    あきんど 様

    ゲームの話に夢中になって書き忘れました。
    この前の、「ニタイとキナナ」のサイト、ご紹介頂きありがとうございました。どんな漫画か、絵がよく分かって勉強になりました。

    この漫画を教えてくれた方というのは、以前参加していた高齢者のSNSで知り合った方で、やはり北海道の方なんです。50代で、すごい読書家で、最近の漫画の事もよく知ってて、文章書くのも大好きという方で、漫画のレビューもよく書いていました。それで私なんかと、年甲斐もなく話が盛り上がったりしていました(笑)。
    確かその人も、親から自分ちは傍系だけど桓武平氏の流れをくんでる、と教えられたとか言ってました。

    奥様  

    あきんどさんと、個人的な会話ばかりしているみたいで、申し訳ありません。
    【2018/11/08 11:41】 URL | 黒ユリ #- [ 編集]


    >黒ユリ様

    本当に黒ユリ様のおっしゃる通りです。
    私なんか一度も歴史の先生で良い先生に出会ったことがないので、国民の歴史と出会うまで歴史は大嫌いでした。
    当然歴史の本は全く読む気にもなりません。
    それなのに大学受験は日本史を選択してしまい、嫌いなのに勉強しなくちゃならないので、本当に辛かったです。
    選択した理由は簡単で、他の教科より点数が良かっただけなんです。
    なんだか変な話です。

    ところで刀の話・・・刀剣乱舞・・・そうですそうです。
    そのゲームではまった女の子たちがわんさと集まって、刀の展示をにやにやしながら見ているんだそうですね。たしか、昔の刀を現代に蘇らそうと集めた資金が約5000万円だったと聴きます。目標の10倍も集まってしまった。
    すごいですねぇ、なんでもヒットしてしまうとこうなっちゃう時代なんですね。
    たかだか刀一本作るって話ですよ。
    彼女たちにとってのそこから見える歴史の世界というのは、どんな世界なんでしょうね。
    私なんか足元にも及ばないほどの知識人たちがたくさんいるんでしょうね。

    私はやっぱりというか根っこはやっぱり商人なんですね。
    そういうものにどうしても関心が寄らないんです。
    私はあくまでも提供する側で、企画したり計画したりはするかもしれませんが、けしてそれにハマるってことは起きないんです。
    商人はどこか冷めているんですよ。いつもどこかが・・・。

    私もなにか熱くなれるものと出会ってみたいです。
    これが難しいんです・・・実に。

    【2018/11/08 11:55】 URL | あきんど #k7Eg95eM [ 編集]


    あきんど 様

    私のようにオタクみたいな人間にとって、商人ほど手の届かない世界はありません。
    あきんどさんは、「冷めている」と書かれましたが、常に全体を俯瞰して、段取りして、使用人のことも考えて、となると、経営者なんてしんどくてやりたくない、と思うのが普通の人です。

    そんなあきんどさんを惹きつけた『国民の歴史』とは、どこにそんなパワーがあったのだろうか、と先生と同じような疑問と興味を持ってしまいます(笑)。

    この前、あきんどさんが、北海道伊達市の北黄金貝塚で夜空を眺める会みたいなアイディアを書かれていたのを思い出しました。そういう発想って、非常に大切だと思いますし、私なんか全然思いつきません。やっぱり何かを現実にするということは、具体的に動くことですしね。

    実は私は新聞の面白い切り抜きを持っていて、それを見ると、まるで今の時代を見てるようなんです。亡くなった母が切り抜いて持っていた北國新聞(石川県金沢市)、平成10年の連載に、加賀藩前田利常(三代)の事が書いてあるんです。

    前田利常は、外様でありながら百万石、幕府から睨まれていたのを、バカ殿を演じたことで有名ですが、実は相当な遣り手で頭もよかった。
    寛永14(1637)年、将軍家光も病気がち、江戸は不景気、おまけに島原の乱も起こって、沈滞ムードの時、利常は本郷(東大赤門のある所)の屋敷の大規模造園工事を始めた。それが景気づけとなり、自粛ムードの江戸の町に生気が蘇った、とか・・・

    また慶安4(1651)年、家光が他界して、初七日も済まぬうちから、利常はまたもや庭普請、流石に不謹慎と批判されると、自分がやらないと、遠慮している諸大名や旗本も動かない、として、「誰も普請をせねば、江戸の人足、職人は仕事にあぶれ、不景気となり、騒動も起きよう。それでは新将軍のためになるまい」と言ったとか・・・

    その他明暦3(1657)年、正月の大火で江戸が焼け野原になった時も、利常は被災地で、大イベントを打て、とうそぶいた・・・「老中どもは気が利かぬ。焼け跡で能でも演じて見せれば、人心も引き立つであろうに」と言ったとか・・・

    また利常の食事は「三汁十菜」という豪華版、で、自分はちょっとだけ食べてあとは側近に与えた。せめて御三家なみに「二汁五菜」にしたら、という側近の意見に対し、「御三家は位こそ高いが、石高は自分が上である。食事など切り詰めれば、商人の身すぎが立つまい。大名は大名らしくするのが世のためというもの」と言ったとか・・・

    この記事の最後はこうなっています・・・
    「数々の逸話が物語るように、利常の経済眼は加越能三州を超えて全国をにらみ、武家のみなら商工業者ら庶民の暮らし向きも視野に入れていた。今日で言うなら国民経済のため、天下一大名の自負をもって大胆不敵に振る舞った利常は、確かに『景気の神様』であった。」

    現代も、利常みたいな総理大臣や県知事がいたらなあ、という感じですね(笑)。
    あきんどさんみたいに、現実の仕事で「冷めた」状態でいられない一般庶民は、だからこそ、ゲームにのめり込んだり、文字の中で、理想が実現されるのを疑似体験ぜずにはいられないのでしょう。
    【2018/11/08 17:09】 URL | 黒ユリ #- [ 編集]


    黒ユリ 様

    あきんどさんへのお話を脇から、読ませていただきました。
    利常物語、面白いですね。私は、バカ殿を装つたことくらゐしか知らないので、新鮮で、感心しながら楽しみした。

    本郷の屋敷の大規模造園工事を始めたのは、家光が病の時でしたか。「それが景気づけとなり、自粛ムードの江戸の町に生気が蘇った」とは! 平成10年の記事ですから、その時の目で見て、仕立て上げたのかもしれませんが、かういふ読物に、その種の詮索は無用ですね。

    「三汁十菜」は秀抜。「御三家は位こそ高いが、石高は自分が上である。食事など切り詰めれば、商人の身すぎが立つまい。大名は大名らしくするのが世のためというもの」といふ利常の科白は、筋が通りすぎるほど通つてゐますが、創作にしても、よくできてゐますね。

    明暦の大火の後は、「老中どもは気が利かぬ。焼け跡で能でも演じて見せれば、人心も引き立つであろうに」ですか。なるほど。でも、それが老中の耳に這入つたら、幕府批判として、お咎めに合つたかもしれませんね。

    愉快でした。北國新聞といふタネがあつたにせよ、黒ユリ様はstory tellerとしての才能に恵まれていらつしやいますね。感心しました。
    【2018/11/08 19:25】 URL | 池田俊二 #- [ 編集]


    池田 様

    楽しんで頂けたのは何よりです。

    でも、話はこれで終わらないんですよ。このシリーズ、タイトルが「加賀百万石 前田利常に学ぶ日本と石川の再生」で、一部二部あわせて三十回も続いたんです。それを読むと、あの話はまんざら嘘でもないようです。利常の言行録「微妙公御発語(みみょうこうごはつご)」や「微妙公夜話(みみょうこうやわ)」には、他の色んな逸話が載っているようです。

    例えば、利常の「普請道楽」は有名で、羽咋の妙成寺、小松の那谷寺、天満宮、京都の桂離宮の完成に尽力した、となっています。それ以外に注目に値するのが、隣の富山県高岡の曹洞宗瑞龍寺。この寺は、建造物では法隆寺に続いて三十年ぶりに国宝指定されました。「伽藍瑞龍」と言われるこの寺は、禅宗建築の傑作で、金工、木工、石工など当時最高の技術が駆使されているそうです。ここは腹違いの兄で二代藩主利長(利家と松の息子)の菩提寺で、利常が百万石を譲ってくれた兄に対する恩義が込められているとのことです。

    また北陸産の米を集積・販売する加賀藩の「蔵屋敷」も、利常の頃に大坂・中之島に建てられ、豪商鴻池家に一任されました。ただ当時は、米をまず琵琶湖北岸まで陸路で運び、それから船で大坂まで運んでいました。しかしこれでは能率が悪い・・・
    「微妙公夜話」には、寛永15(1638)年、加賀藩足軽小頭(こがしら)杉原九郎兵衛が率いる船は、米百石を積んで加賀を出航、日本海、関門海峡、瀬戸内海から大坂に到達した、となってるそうです。
    折しも、前年(1637)利常は島原の乱出兵に備え、いち早く大坂の商人に大船を多数調達させたそうで、その時に、西廻り航路のアイディアが浮かんだのではないか、と言う訳です。
    すると、西廻り航路は、寛文2(1672)年、河村瑞賢が開いたというなら、利常にも光をあてるべきではないか、と記事は言っています。
    利常の孫の五代綱紀の頃には、大坂に集まる米の四分の一は「北國米」だったというから、利常の興した大胆な文化政策も、この巨額の富がなければ成り立たなかったでしょう。

    その金沢の伝統文化ですが、鮎釣りの毛鉤もその一つで、今は女性のイヤリングやブローチなどのアクセサリーにも利用されています。一昨年帰省して、毛鉤の老舗目細商店に行った時、職人の店主が言うに、犀川での鮎釣りは、加賀藩の藩士たちが、平時でも足腰を鍛えるために行ったので、単なる酔狂ではなかったと教えてくれました(笑)。

    いや長々と書いたのは、お国自慢をするためじゃぁありません。

    まだ戦国時代の名残をとどめていた江戸初期、利常は九歳で二代将軍秀忠の二女珠姫と結婚。長女千姫は豊臣秀頼に、四女和子(まさこ)はご後水尾天皇の妃になったので、家光、利常、秀頼、後水尾天皇は義兄弟になった訳です。

    しかも利常の長男光高は、徳川光圀の実姉大姫を娶り、四女富姫(ふうひめ)は、後水尾天皇のいとこ(桂離宮のあるじ)に嫁ぎました。
    この後水尾天皇ですが、後醍醐天皇以来の強烈な帝王と言われたそうで、紫衣事件など、幕府と対立した訳ですが、同じく幕府から睨まれた利常とは心を通わせたようです。兼六園内にある成巽閣には、第百八代後水尾天皇が自ら揮毫して利常に与えた「忍」の文字が書かれた掛物があります。
    実際、後水尾天皇から直々に書簡が届いた時、利常は無邪気に喜んだとか・・・
    このように利常はますます王朝の伝統や文化への傾斜を深めて行ったと考えられます。

    連載記事には「天皇も利常も徳川に対する怨念を創造のエネルギーとして文化の花を咲かせた感があった。・・・後水尾天皇と利常が交わした『忍』の誓いは、冬の時代にも胸中の炎を燃やし続けて春を待つといった体のものであり、それは紛れもなく不撓不屈の精神の共有であった。現代の日本や郷土が直面する経済不況など困難な状況を思う時、この強烈な意思を秘めた一字は指導者層に一つの答えを暗示しているように見える。」と書かれています。

    なるほど金沢の目玉、伝統文化というけど、地元の者は当たり前のように馴染んできました。でもこの豊かさは、加賀前田家の苦労の賜物だったのか、と改めて感慨深く昔を偲びました。

    この連載に、光圀の姉とも縁戚関係、尊皇思想とも縁の深い利常の話があったので、水戸学の話ともつながると思い、少しだけご紹介した次第です。
    まだまだ面白い話があるのですが、これくらいにしておきます。
    お疲れ様でした。









    例えば、
    【2018/11/08 23:46】 URL | 黒ユリ #- [ 編集]


     またまた横から。なんだか昔の掲示板みたいな賑わいになってきた様な。あの頃は西尾先生も遠藤浩一先生も釣られて(?)出張ってきてました。「江戸のダイナミズム」連載完結の喜びも、初出が応援板で次に「日録」転載(↓)の順でした。
    https://ssl.nishiokanji.jp/blog/?p=39
     武士だの農民だのを歴史畑が主流に据える傍ら、両者を繋ぐ文化的側面もまた歴史の一幕。そこを読み解くためのリテラシーが失われるとこうなる(「2017/10/30 00:05」稿で出した産経記事末尾↓)。
    ●【話題の本】TVでもおなじみの著者が歴史の楽屋裏を描くエッセー 磯田道史著『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』
    http://www.sankei.com/life/news/171028/lif1710280023-n1.html
    --------------------------------------------------------------------------------
    > 著者はまえがきで「このごろ、歴史小説を読んでも、面白いものが少ない」と嘆く。なぜか。「古文書が読めない書き手が書いた歴史叙述は、結局、情報を、どこからかコピーして借りてこないといけないから、面白味がなくなってしまう」。古文書をはじめとした歴史資料をつなぎ合わせ、どう説得力あるオリジナルな歴史像を描き出すか。方法論こそ違えど、実は歴史学者と歴史小説家には共通点が多い。最近は小説も書き始めたと仄聞(そくぶん)する著者の巧みなストーリーテリング力からは、そんなことも感じさせる。(磯田道史著/中公新書・840円+税)
    >(磨井慎吾)
    --------------------------------------------------------------------------------
     面白さと飽きっぽさが平等に交替する時間の中で歴史意識が培われるとしたら、たぶん歴史と意識は予め別物として捉えられねばならぬのでしょう。そうすれば意識化されたドグマから、歴史は自由になる。しかし自由ほど頼りないものはない気もするから、そこから先は意識=自分(不自由)がないと話にならない。意識と云うよりは認識の話になるのかな。それぞれ立場がどうであれ。
    【2018/11/09 00:55】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    苹@泥酔  様

    あきんどさんにつられて、と言いながら、ついつい勝手に、奥様のブログに長居をさせて頂いています。

    「英雄たちの選択」の司会をしている磯田道史さんですが、以前加賀藩の『武士の家計簿』を書いて注目されたんですよね。私も読みました。映画の方は、原作とは違ってホームドラマみたいになってるので、あんまり面白くありませんでした。

    この本の主人公である加賀藩御算用者(ごさんようもの)猪山家ですが、実は私の出身高校の大先輩に、猪山家の血筋の方(現在101歳!)がいて、本人から聞いた話だと、あの家計簿を世に出したのは、実の弟さんだということです。でもご本人に言わせると、「俺は、あの家計簿を公開するのに反対だったんだ」と仰っていました(笑)。

    ところで以前ご紹介頂いた、生人形の松本喜三郎の作品が載っているサイトですが、大変興味深く拝見しました。そういえば、以前TVで見た事があります。肌色から、筋肉に至るまで、超リアルで驚きました。
    そこで改めて「松本喜三郎」を検索すると、他の作品の映像も沢山出てきて、中には全裸の農民夫婦の生人形もあるんですね。私が驚いたのは、その出来栄えはもちろん、当時、モデルになるのに、素っ裸になってくれる男女がいたということです。やっぱりモデル料払ったんでしょうか?

    昔東京タワーに、マダムタッソーの蝋人形館があると雑誌で読んだことがあるのですが、写真を見て、ゾッとしたことがあります。マリーアントワネットの処刑シーンとか、拷問シーンとかがあって、それも蝋だから、のっぺりとして何だか不気味な肌色なんです。
    韓国にも「日帝の残虐さを伝える博物館」みたいな所があって、残酷なシーンの像があるそうですが、それと似たような物かな、と思いました。

    それにしても、松本喜三郎の生人形の傑作、西洋人は持って帰って、博物館に飾るんですね・・・ 確かに、もの珍しさとか芸術性に注目して、なのでしょうが、松本喜三郎としては、そんなこと期待してなかったんじゃないかと思います。
    私なんか、昔の東映の時代劇の映画の看板を持って帰って、博物館に飾っているようなものじゃないかと思いますが、松本さんに失礼でしょうか?

    どっちにしても、昔みたいに、出身校の校門付近に、青みがかった青銅製の胸像でも飾られるならいざしらず、松本喜三郎作みたいにリアルな自分のフギュアを造られたら、西尾先生も有難迷惑だろうな、と思いました(笑)。

    【2018/11/09 10:09】 URL | 黒ユリ #- [ 編集]


    黒ユリ 様

    いやはや、面白いし、いい勉強にもなります。知らなかったことばかりです。
    また、ちょくちょくお話を聞かせて下さい。ーーといつても、場所がらも考へなければなりませんね。ここは無料集会所ではないのですから。

    金沢御出身ですか。
    川口浩といふ役者を御存じですか。川口松太郎(作家・劇作家・大映重役)の息子で、いかにも坊つちやんらしく可愛らしい少年(といつても、私より年長)で、後に、私が好きだつた野添ひとみを嫁さんにしたりしましたが、彼が金沢を訪れたあと、「あんな町、焼けちまへ」と言つたとかで、評判になつたことがあります。
    詳しくは知りませんが、人々が高慢で、外から来た者を見下す。戦災に遭はずに古い建物が残つてゐるが、あんなもの、戦災にやられた方がよかつたのだといつた趣旨だつたでせうか。土地の人は怒つたのではないでせうか。

    私が初めて金沢を訪れた時(社会人になつてからの出張でしたが)の感想が、なんと(申し訳ないことですが)、川口浩のそれとほぼ同じでした。町で、高校生などに道を訊くと、いかにも高慢ちきで、こちらを小馬鹿にしたやうな答をします。加賀百万石のプライドは分りますが、生き馬の目を抜く江戸からやって来たおあにいさんに対して生意気だ、怪しからん奴らだと憤慨しました。

    私の属する組織では、そちらに「北陸本部長」といふ偉い人がゐました。この人武家屋敷に住んでゐましたが、マナーの悪い観光客を叱り飛ばす場面がテレビに映つたことがあります。彼は東京での会議でも、地方らしい遠慮は一切なく、ずけずけとものを言ひました。
    その後暫く、容易に人に下らない人物が金沢出身と聞くと、なるほどと納得したりしました。

    今は金沢が嫌ひではなく、偏見も持つてゐないつもりです。
    百万石のプライドはごく一面で、もつともつと複雑な心理があるのだらうと考へてゐます。
    「後水尾天皇が自ら揮毫して利常に与えた『忍』の文字」とのお言葉でも、それが察せられます。プライドとか高慢とか、そんな浅いものではないですね。その領民の末裔たる金沢市民はそのことを十分に心得てゐることでせう。

    また教へて下さい。

    泥酔 様

    「いまひとりウィスキーの乾杯をしています」と、西尾先生がお書きになつたのを鮮明に覚えてゐます(といふより、何度もあそこを読み返しました)。

    電話で先生のお声に接すると、原稿の進み具合が分ります。イライラ、セカセカ。息も絶え絶えで、いかにも苦しい!と言はぬばかりの哀れな声。^~「今、ビールを抜いた」といふ、伸び伸びとした、晴れやかな声。

    後者だと、こちらまで晴れ晴れとして、冗談も言へます。

    『江戸のダイナミ』完了! そのあとの一人乾杯ーー目に浮びますね。
    その出版記念祝賀会については、前後を含めて、無数の愉しい重ひ出があります。
    【2018/11/09 14:01】 URL | 池田俊二 #- [ 編集]


    >黒ユリさま
    >あきんどさん
    >池田俊二さん
    どうぞどうぞ、ここをお使い下さい。

    とても楽しいですよ。

    黒ユリさまは、とても奥行きの深いかたですね。
    私は書きたいことは、一行か、二行しかありません。
    浅くて、本当に恥ずかしいかぎりです。
    【2018/11/09 15:53】 URL | 奥様 #- [ 編集]


    奥様

    ご厚意ありがとうございます。
    例の高齢者のSNSに2年間も在籍していたら、ネット上でも、面と向かって話しているように書くくせがついてしまいました(笑)。「奥行きが深い」なんてことはないですよ。前田利常の話だって、ほとんど新聞の切り抜き記事の丸写しです(笑)。

    池田 様

    川口兄弟、覚えています。あの兄弟たちは、皆よく似ていて、浩氏の方はぼ~っとした風貌なのに、奥さんの野添ひとみの方は、目鼻立ちがはっきりしていて、両方とも個性的な顔だったことが記憶に残っています。

    金沢人の対応、仰ることは分かる気がします。ただこっちの立場からすると、別に百万石のプライドという訳でなく、ただ口下手なんじゃないか、と思いますがね・・・或は、道を聞いてきた人が、東京の人だと分かって、方言を出すのがはばかられて、一瞬失語したのかも・・・
    確かに県外から来た人は、よく「金沢は閉鎖的だ」と言いますね。

    逆に田舎者の立場からすると、東京の人も結構意地悪な感じがします。早稲田にいった同級生と話すと、東京で方言が出ると馬鹿にされると言ってました。私も、東京出身の同級生から、「喋り方が、由利徹みたいだ」と言われて、カチンと来たことがあります。由利徹は、あののろ~い喋り方が売りでしたよね(笑)。

    「マナーの悪い観光客を叱り飛ばす」・・・昔はそういう人もいたと思います。戦中派の父もそういうことがありました。市内の路線バスの中で、運転手に向かって「お前らは・・・」(その先は覚えていません)、何とかと言って叱り飛ばしてたのを見た事があります(笑)。まだ、市内に路面電車が走っていた頃だったと思います・・・

    金沢は「弁当忘れても、傘忘れるな」が常識の土地柄、天気予報も「曇り時々晴れ、一時雨」みたいな日が続きます。冬も灰色の雲が、低く垂れこめ、どんよりとした雰囲気の日がほとんどですから、「忍」がぴったりです。

    でも実は私の両親は二人とも能登の出身で、残念ながらそんなプライドも持てません。
    ただ母方の先祖は、その昔、越後の上杉謙信が七尾城に攻め入った時に、軍勢についてきた鍛冶屋で、そのまま能登に住み着いた人だったと聞いているので、ひょっとして、池田様の御先祖様とも接点があったかもしれませんね(笑)・・・
    【2018/11/09 16:47】 URL | 黒ユリ #- [ 編集]


    >あの家計簿を公開するのに反対だった
     そりゃあ先祖の貧乏話なんて、末裔にしてみれば多分「みっともない」でしょうからネ。笑い話に出来た(?)ケースでは、こんな記事を見た事があります(↓)。国史の授業で「徳川さん」がシクシク泣き出したなんて!…まさかとは思うが、皇族が学習院に入らなくなってきた遠因も、或いは?
    ●徳川宗家現当主 「旧大名家の子孫が多い学習院の歴史授業は難しい」
    https://dot.asahi.com/wa/2014031900079.html?page=1
     あと…迷惑な(笑)「西尾お面」では余計な妄想が色々と。初めは賀筵の余興ネタとして発想したけれど、呼び名が西尾仮面だと月光仮面みたいで困る。そして余興の後が問題。例えば瞳に装着用の穴開けオプションを施し、飾る部屋の壁にも穴を開ける。すると真夜中、西尾お面の目が光る!(角川文庫2744、横溝正史『八つ墓村』P.171然)

    >イライラ、セカセカ。息も絶え絶え
     精神が時間に束縛されるのみならず、作家は時折ホテルで「カンヅメにされる」と噂に聞きます(もしや編集者時代…やった事ある?)。厖大な資料はどうしてるのかなあ。教員の「自宅研修」は傍目にゃ怠惰と映るらしい。碌な資料もない一望監視方式の職員室仕事を普通=基準とすれば、「自宅の仕事(教材研究)は捗る」とは考えにくくなるのかも。
    ●夏季休業期間等における公立学校の教育職員の勤務管理について
    http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t20020704001/t20020704001.html
     拙宅の場合(二十数年前?)、もし七つの部屋に散乱する大量の書物や文物を学校に移したなら事実上の引っ越しとなる。夜中の学校に寝泊まりし飲んだくれた方が仕事はずっと効率的になる…ただし場所があればの話だが(職員公舎でなく仕事場=校内に)。数十万円する硯や筆、子供の頃から集めて五十年は経過した墨、稀覯書の数々。もし盗まれるとしたら、きっと昼間になるんだろうナ。学校は自由かつ不自由な監獄と化す。それが少子化で教室余りの今後なら可能になるかも…と妄想するとオソロシイ。
    【2018/11/09 23:12】 URL | 苹@泥酔 #SFo5/nok [ 編集]


    この記事に対するコメントの投稿













    管理者にだけ表示を許可する


    この記事に対するトラックバック
    トラックバックURL
    →http://celebokusama.blog17.fc2.com/tb.php/2193-c3f6d858