私の住んでいる町は山口県の岩国にとても近い。
現在、岩国では在日米軍再編にともなう厚木基地の空母艦載機移転計画でもめていて、わが町の市長も積極的に反対運動を行っている。
岩国市長が、地元自治体や周辺自治体の首長、議員らの反対の声を押し切って、移転計画の賛否を問う住民投票を強行しようとしている。
ここで私が疑問に思っていることとは、
以前書いた記事にも関連しているのだが、国の防衛に関する決定事項に
地方の自治体が反対する構図である。
確かに自分の住んでいる地域に軍事施設があり、
離発着の訓練をやられるとき、騒音の被害があることは嬉しいことではないだろう。
それでも、国が外国と交わした合意の下に決定したことを地方がNOと言う。
自分の町さえよければいいというのだろうか。日本の国全体のことを考えて国が決定したことを、地方が地方だけの利害でそれに反対しているけれど、それでは国の防衛や安全保障はうまくいかないのではないか。
戦後ずっと、日本という国は「平和」を唱える教育ばかりで、国防ということを教えないできた。
軍隊、基地、防衛に関するものは「悪」であると教育してきた。
基地への反対運動は、そういった教育の結果の、反安保、反米、反体制の政治運動なのだと思う
政治的事項に対しては、中立であるべき報道機関の地元の新聞も、テレビ局も一斉に旗色を鮮明にし、移転反対の大合唱である。
まるで「悪を成敗する」かのようなアナウンス。
騒音で、宮島の昆虫の希少品種が絶滅する恐れがあるらしい・・・とも言っていた。
そうしたところ、今日のニュースでやっと異なる声が聞えてきた。
岩国の住民がこの住民投票に行かないようにという運動を始めたというのだ。基地の街であることを受け入れ、経済的にも共存共栄していきたいと考える人々である。現在基地には日本人の従業員が1200人いるというし、近隣の商店はそれなりに潤ってきている。
両方の立場がある。
地元のテレビ局は公共の電波を扱っているのだから、政治的に偏るのはおかしい。(中国新聞はもうあきらめていますが)
こんな簡単なこともテレビを作っている人たちは分らないのだろうか?
疑問である。
岩国の基地問題のテレビを見るたびに、私は「なんだかおかしいな・・・・」と思っている。